【試さないと損!】具体的なAmazon SEO対策で出品商品の順位表示を独占『A10(A9)』

分析手法

◉「OEM・オリジナルブランド商品を販売したのに全然売れない」
「出品商品の検索順位が上位表示されない」
「売上を上げてライバルに勝ちたい!」

Amazon物販をやっている人で、こんな悩みの方は多いのではないでしょうか。

今回は、私が出品している商品の7〜8割はカテゴリランキング1位を獲得しているノウハウを紹介します。

AmazonのSEOって何か理解することが大切です。

ポイント
  • Amazon SEOとは何か理解する
  • ランキング1位を獲得するために2つの要因別に対策する

本記事の内容を実践いただければ、カテゴリランキング1位の獲得だけでなく、検索表示順位を独占することが可能です。

最後には、Amazon SEO対策として必要なWebマーケティングの解説ページも用意していますのでチェックしてください。

▼Amazon物販ビジネスの始め方まとめ▼




自社出品商品のAmazon SEO対策とは

Amazon SEO対策とは、Amazonで自社出品商品カタログページに訪れる人を増やすこと、またコンバージョン率を上げることで売上をアップさせる対策を指します。

例えば「車 ハンドル」と検索した際、Amazon内にたくさんの商品がヒットしますよね。

現在、Amazonで「車 ハンドル」と検索した結果、少なくとも把握できる範囲で13,200件以上がヒットします。

あなたはこのようなライバル商品達と戦わなければならなく、検索上位に表示されなければ売れることもありません。

Amazonを利用するユーザー心理としては以下のような結果となります。

  • 70%以上の人は2ページ目以降まで見ない
  • 65%の人が最初のページで3つの商品をクリックする
  • 35%の人が1番最初に表示された商品をクリックする

つまり、検索された結果、『自社出品商品が1番最初のページに表示される、さらには検索順位3位以内に表示されなければ、ほぼ売れない』ということです。

特定のキーワードで検索された結果で、自分の商品ページを上位に表示させるための対策がとても重要ということが分かりますね。

Amazon SEOで上位表示させる商品は、購入ユーザーにとって価値があるものと判断されたものです。

商品カタログページが「価値のあるもの」として対策することがAmazon SEO対策です。

その商品を上位表示するアルゴリズムを「A10(A9)」と呼んでいます。



Amazon SEOのアルゴリズム「A10(A9)」の仕組み

先ほども紹介しましたが、Amazon SEOのアルゴリズムは購入者ユーザーにとって、『商品の価値があり、購入に繋がる可能性が高い商品』を優先して上位に表示させます。

A10(A9)の根幹にあるのは「売れている商品」です。

売れている商品かどうかの判別は「ランキング」を見れば分かります。

しかし、ここに注意点があります。

ランキングが1位であれば「商品の価値がある」とは一概に言えない

実はAmazonランキングの考え方は、一定期間での売上がランキングに反映され、上昇する仕組みとなっています。

つまり、ランキングが高いからといって商品が上位表示されるかと言うとそうではありません。

A10(A9)のアルゴリズムでは、「検索キーワード」に対して購入された商品が多ければ多いほど上位表示されますように仕組み化されているのです。

例えば、Amazonで「財布 メンズ」で検索したとして、検索結果に出てきたある商品ページを購入すると、そのある商品ページが「財布 メンズ」で購入される商品であると判断し、上位に表示するということです。

検索キーワードの設定

A10(A9)のアルゴリズムを説明したように「検索キーワード」をAmazonに認識させる必要があります。

検索キーワードを設定するのですが、無闇やたらに設定しても効果がないので注意が必要です。

キーワードには「ビッグキーワード」「スモールキーワード」に分類されます。

ビッグキーワードはメジャーなキーワードを指しますが、『サジェストキーワード』がメジャーキーワードに当たります。

例えば、Amazonの検索窓にキーワードを入力すると、関連するキーワードが表示されますが、それをサジェストキーワードと言います。

以下で言うと「充電ケーブル」などがそれですね。

Amazonサジェストキーワード表示
Amazonサジェストキーワード表示

しかし、重要なのは『スモールキーワード』です。

Amazonキーワードの設定方法として、サジェストキーワードの探し方が現在では広まっており、サジェストキーワードを設定しているライバルが複数存在します。

その中で、差別化するために「スモールキーワード」を設定するとライバルに競り勝つ可能性が高まります。

もちろんサジェストキーワードも設定した上ですが。

スモールキーワードの探し方はニッチなキーワードと思うものを設定してみて、ビジネスレポートで効果を確認して見つけていくしか方法はありませんが、ライバルと差をつけたい場合は効果抜群です。

ニッチなキーワードを選定し、そのキーワードがどれぐらい検索されているのか日々追跡することが重要です。

Amazonビジネスレポートの見方と活用方法の記事はコチラから




具体的な自社出品商品のAmazon SEO対策方法

Amazon SEO対策には2つの要因があります。

  • 直接要因
  • 間接要因

この要因別に対策していくことで、相乗効果をもたらしてライバルに競り勝ち、売上を上げることができます。

直接要因

「直接要因」は以下のようなものです。

#直接要因項目SEO影響度
1キーワードと商品の関連性
2コンバージョン率
3販売在庫数

キーワードと商品の関連性

キーワードと商品の関連性とは、出品している商品と設定しているキーワードとの関係性が高いことを指します。

例えば、財布を販売したとします。

しかし、商品カタログページに「財布」というキーワードより関係のない「靴」というキーワードばかり設定していては、混乱を招きますよね。

自分の出品している商品は何か、検索キーワードとの関連性があるか再度分析してみましょう。

分析が完了すれば、次に設定です。

商品タイトル

タイトルは一番最初に目に付く商品説明文ですので、しっかりキーワードを盛り込みましょう。

キーワードを設定すると、Amazon SEO対策とクリック率向上にも繋がりますが、ただ単にキーワードを設定するだけでは支離滅裂なタイトルとなり、逆に分かりづらい結果となります。

例えば、以下のような商品タイトルがあればどうでしょう。

ぱっと見ても、結局何の商品か分かりませんよね。

シンプルかつ洗練されたタイトルを設定することが重要となります。

規約に沿った商品タイトルの決め方の記事はコチラから

商品仕様
Amazon商品仕様欄サンプル
Amazon商品仕様欄サンプル

商品仕様欄には最大5つの説明文を箇条書きで入れることが可能な箇所です。

ここで重要なことは、上から3つ目までにキーワードと商品の魅力を盛り込むということです。

理由としては、スマホ版だと下2つは「詳細」をクリックしないと表示されないためです。

しかし、簡潔かつ魅力をアピールしなければいけないため、簡単そうに見えて難解な部分と私は思っています。

購入者に何を最初に伝えて、心を動かすのかが肝です。

どのようにして魅了を伝えるべきか分からない方は、以下で紹介しています。

Amazon商品説明文の書き方の記事はコチラから

商品紹介コンテンツの活用
Amazon商品紹介コンテンツサンプル
Amazon商品紹介コンテンツサンプル

商品紹介コンテンツとは、商品カタログページ内で説明しきれない補足情報やアピールポイントを設定できるページです。

作成方法としては、Amazonでテンプレートが用意されていますので、その中から選択して画像と共に商品の紹介説明文を載せる流れとなります。

私の実績上、商品の使い方や使い道を詳細に掲載するとコンバージョン率が上がる結果となっています。

例えば、財布を販売している場合、その財布の使うシチュエーションを掲載することで、ユーザーに「商品を使う」イメージを持たせるなどです。

商品紹介コンテンツの設定は忘れずに取り組みましょう。

2024年から商品紹介コンテンツ(A+)は、Amazonブランド登録者のみの機能となりましたので、注意が必要です。

Amazon商品紹介コンテンツ(A+)の作り方とベストなモジュール構成の記事はコチラから

また、自社出品商品のブランド認知アップのための「ブランドストーリー」を設定することができます。

詳細は以下を参考にしてください。

Amazon商品紹介コンテンツ「ブランドストーリー」の効果の記事はコチラから

▼Amazon新規出品における「検索キーワード」設定の記事はコチラから

コンバージョン率

コンバージョン率とは、『セッション数に対しての購入率』を表しています。

コンバージョン率が高ければ、Amazonはいい商品と判断して検索上位に表示します。

高いコンバージョン率を獲得するには、商品ページに訪れたユーザーに対して、購入に至った割合を高くする必要があります。

例えば、100人商品ページに訪れたとして購入に至ったのが1人であるとコンバージョン率は0.01%、10人商品ページに訪れて購入に至ったのが1人である場合のコンバージョン率は0.1%のため、こちらが上位に表示されるという仕組みになります。

自分の商品のコンバージョン率が分からない場合や対策方法が分からない場合、コチラの記事を参考にしてください。

具体的な方法を記載しています。

Amazonビジネスレポートの見方と対策方法の記事はコチラから

販売在庫数

当たり前ですが、商品在庫がなければ検索上位には表示されません。

Amazon側として、在庫不足によりユーザーに商品を届けられない可能性があるものについても、検索結果上位には表示される可能性が低くなります。

また、販売した商品個数も重要です。

Amazonアルゴリズムは「これまでどれだけ販売したか」より、「直近でどれだけ販売したか」で評価します。

コンスタントに商品を提供するようなことが必要となるため、在庫を常に監視し、適切な量を保つことが重要となります。

適切な需要在庫量の計算方法については、以下を参考にしてください。

無料でAmazon需要在庫数を割り出す方法の記事はコチラから

間接要因

「直接要因」は以下のようなものです。

#間接要因項目SEO影響度
1FBAの利用
2評価レビュー数
3商品画像の最適化

FBAの利用

Amazonからの商品出荷は、 『出品者出荷』か『Amazon FBA出荷』選択することができます。

Amazon SEOで検索上位表示を狙うには、Amazon FBAの利用が基本です。

Amazon FBAはAmazon自体が推奨しているサービスであり、出品者にとってもメリットが大きいため、使わない手はありません。

また、FBAを活用した商品は購入者にとっても満足度が高く、結果的にAmazon SEOに関係してきます。

実際に相乗り商品カタログページでは、出品者出荷よりFBA出荷を利用しているプライム出品者がショッピングカートの取得率が大幅に大きいです。

せどりでAmazonを活用している人も、Amazon FBAの利用を行いましょう。

Amazon FBAをまだ詳しく知らないという方は以下で説明しています。

Amazon FBAのメリット・デメリットの記事はコチラから

評価レビュー数

商品が良質かどうかは、レビュー評価で判断されます。

レビューが多ければ多いほど顧客にとって満足度があるとも判断されるため、レビュー数を獲得することはとても重要です。

また、評価内容もやはり判断材料となりますので、最低でも平均4以上を保つようにしましょう。

Amazon評価内訳は、以下のようになります。

5:非常に良い
4:良い
3:普通
2:悪い
1:非常に悪い

これまでの経験則から、4以上の評価を『3つ以上』獲得していれば、コンバージョン率が上がる傾向にあります。

OEM・オリジナルブランド商品を販売仕立ての頃は、いかに最初にレビューをもらうかが重要となります。

巷では「サクラレビュー」が流行り「サクラチェッカー」があるぐらいです。

お金を対価として支払い、レビューをもらうという行為が、蔓延している理由はここにあります。

しかし、お金を対価として支払わずとも、レビューを獲得する方法があるのをご存知ですか?

Amazon対価レビュー禁止と対策方法の記事はコチラ

商品画像の最適化

あなたが商品を購入するとき、同じ商品でも『画質が悪く、まとまっていない商品画像』と『画質が良く、まとまっている商品画像』があれば、自然と『画質が良く、まとまっている商品画像』から購入しているではないでしょうか。

Amazonに限らず、どのプラットフォームでも商品画像はとても重要です。

商品画像が綺麗でまとまっていれば、商品のコンバージョン率が格段と上がります。

画像のサイズは以下となります。

長辺1,600px以上

Amazonでは商品画像を9枚まで設定することができますが、商品ページに表示されるのは7枚までとなります。

最低でも7枚は綺麗かつ魅力的な画像を設定するようにしましょう。

特にメイン画像は白抜きの商品画像にしなければいけないので、残りの画像で差別化を行う必要があります。

まず重要になってくることは画像のストーリーです。

サイズや詳細→①問題提起→②メリット→③利用様子→保証内容など

①問題提起

商品を購入するには必ず理由があります。

その理由を明確にさせるために、問題提起をして、どのように解決できるのか表してあげましょう。

例えば、姿勢を矯正する商品があったとします。

・在宅勤務が続き、肩こりはありませんか?
・背骨が曲がっていて困っていませんか?

上記の問題提起から対策内容を示してあげましょう。

・1日3時間の装着で背筋の矯正が可能で、集中力向上に繋がります。
・上質かつ軽量な素材を使用しているため、装着ストレスはありません。

問題提起はより具体的に書くことで、コンバージョン率の向上が見込めます。

②メリット

問題提起に対して、購入するとどのようなメリットがあるのか示しましょう。

購入するとどのような嬉しいことがあるかを端的に記載することが重要です。

例えば、以下のような感じです。

・日々装着することで背骨が矯正され、身長が2cm伸びる可能性があります。
・正しい姿勢を身に着けることで、安眠効果にも繋がります

③利用様子

利用様子を入れると、人は自分が手にした時をイメージしやすくなりコンバージョン率が上がります。

メーカー商品のページには必ずといっていいほどモデルがいますが、個人で販売されている商品ページの場合、モデルや人と商品利用の写真がなく、使用しているイメージができない場合があります。

画像について、作成に不安がある場合は必ずプロに依頼するようにしましょう。

画像1枚当たり、数百円から数千円で依頼することができるため、お金をケチるところではありません。

画像1枚でどれだけの利益を生むことができるか考えれば、プロに依頼するのがベストです。

どこに依頼すれば良いか分からない方は、以下のサイトから選択しましょう。

Amazonブランド登録を済ませている方は、商品画像欄に動画をアップロードすることができます。

コンバージョン率は画像と比較すると3.6倍もアップすると言われていますので、是非チャレンジしてみてください。

Amazonビデオのアップロードと管理の記事はコチラから




具体的なAmazon SEO対策で出品商品の順位表示を独占『A10(A9)』まとめ

今回説明したAmazon SEOについてと、その具体的な対策方法を紹介しました。

ポイントは以下となります。

ポイント
  • Amazon SEOとは何か理解する
    →Amazonアルゴリズム「A10(A9)」で価値のある商品と判断するもの
  • ランキング1位を獲得するために2つの要因別に対策する
    →直接要因と間接要因

本記事を通して、Amazon SEO対策を実践することでカテゴリランキング1位の獲得も可能となります。

気づいた箇所から少しずつ実践していきましょう!

もし物販で悩み事があれば、なんでも相談してください!

最後に、Amazon SEO対策に必要なWebマーケティングノウハウについて紹介します。

これまで物販ビジネスを行ってきた中で、特に重要であったマーケティングスキルをまとめていますので、以下よりあなたに不足していると思う記事を読んでみてください。

▼Webマーケティングノウハウまとめ▼

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