【便利】FBA(フルフィルメント By Amazon)とは?『メリット・デメリットや費用・手数料までご紹介』

中国せどり

◉「副業で物販ビジネスを始めたいけど、めんどくさい作業が多そう」
 「Amazon FBAって聞くけど、メリットはあるの?」
 「費用や手数料は高くないの?」

副業からAmazon物販を行なう方は、必ず利用すべきサービス「FBA(フルフィルメント By Amazon)」があります。

私はAmazon物販ビジネスを始めてから現在まで、ずっとFBAを利用し続けています。

その長年の知見を皆さんへお伝えします。

Amazon FBAのメリット・デメリット費用・手数料について、細かく解説していきます。

自社商品の売上向上にも繋がるので、是非利用していきましょう。

ポイント
  • FBAは費用対効果抜群のサービス
  • 物販ビジネスで自身の時間を効率化することが可能
  • 費用・手数料を理解して運用することが重要

これからAmazon物販を考えている方は、本記事を読んでFBAを考慮した物販スタイルを確立していくことをおすすめします。

▼Amazon物販ビジネスの始め方まとめ▼




そもそもAmazon物販の発送方法は?

Amazon出品の発送方法には主に以下の2種類があり、出品者によって選択することができます。

  • FBA発送
  • 自己発送


それぞれの発送形態にメリットやデメリットがあるので、出品している商品の種類や価格、自身の業務形態に合わせて適切な発送方法を選ぶことが大切です。

しかし、初心者・副業としてAmazon物販を行なっている方は、FBAサービスを選択するようにしてください。

メリットが多く、費用対効果も抜群のサービスとなります。




FBA(フルフィルメント By Amazon)とは

「FBA」とは「Amazonに発送を依頼する」というだけではなく、物販における様々な業務を委託することが可能なサービスとなります。

「フルフィルメント」は、通信販売における一連のプロセス全体を指しています。

通信販売には色々な工程があります。

商品の保管〜注文処理〜出荷・配送〜返品・返金対応〜顧客対応といった、業務フローが存在しますが、これらを全て完璧に網羅することはとても大変なことです。

「FBA」は、めんどくさくて大変な業務全般をAmazonに委託することが可能な仕組みとなります。

FBAを利用している販売事業者を対象とした調査結果では、
75.5%の販売事業者が「FBAを利用開始後、利用前と比較して売上が向上した」と回答。

FBA利用調査結果
FBA利用調査結果

実際、私もFBAをメインとして商品を販売していますが、Amazonに商品を納品して以降、メンテナンス以外何も気にせず運用できています。




FBA(フルフィルメント By Amazon)発送のメリット

FBAは物販においてとても重要な役割に担っておりますが、メリットを具体的な内容を紹介してきます。

4つのメリット
  1. 作業時間効率化
  2. 相乗り出品で有利
  3. 決済方法拡大
  4. 他販路販売で活用可能

作業時間効率化

FBA「作業効率化」イメージ
FBA「作業効率化」イメージ

Amazon「FBA」を利用するメリットとして1番大きな点はやはり、面倒な作業を効率化できることです。

Amazon「FBA」を使うと納品から顧客対応まで、Amazonが代行してくれるため、自身で行う作業時間を短縮することが可能となります。

・商品の保管、受注処理、配送、返品対応までの業務をAmazonが代行します。

・購入者からの注文に応じて、Amazonが24時間365日体制で対応するため、土日や年末などの急な需要増加にも安定して販売することができます。

・ギフトラッピング・ギフトメッセージを追加費用なしでご利用いただけます。

・配送後のカスタマーサービスや返品受付にもAmazonが対応します。

Amazon FBAメリット

商品の在庫スペースの悩みや商品が売れてから発送までの一連の作業ををAmazonに任せることができます。

極端な話、売りたい商品を一度Amazonに送ってしまえば、自動化できるのがFBAです。

相乗り出品で有利

FBA発送は自社出品よりAmazon相乗り出品の際、優先的に販売でき、売れやすくなります。

優先的に販売できるということは、利益が出やすいということです。

ビジネスをやる上で誰もが一番頭を悩ませるのが「集客」です。

どんなにいい商品を並べてもお客様がいなければ商売にはなりませんし、「集客」が出来なければ売上げに繋がらず、ビジネスは成り立てません。

Amazon「FBA」を使うとプライムマークが表示される商品となり、集客に有利なサービスとなります。

FBA「プライムマーク」
FBA「プライムマーク」

・Amazonプライム対象商品は、検索結果でも上位に表示されやすくなります。

・お急ぎ便対応、国内通常配送料が無料となります。

・ショッピングメインカートボックスを獲得しやすくなります。

Amazon FBAメリット

AmazonではFBA取り扱い商品を優遇しています。

そのため、自己発送の商品と同じ価格であれば、FBAで出品した商品のほうが上位に表示されるので、売れる確率が高くなります。

つまり、Amazon「FBA」を利用ことでライバルと差別することが可能ということです。

Amazon相乗り出品とは?の記事はコチラから

決済方法拡大

Amazon「FBA」を利用するメリットの3つ目は、決済方法が増え、お客様を逃さずに済む点です。

「FBA」の商品は、購入者は多くの決済方法が選べます。

その決済方法が増えることで、多種多様の支払い方法を希望するお客様を逃さずに済みます。

「FBA」の決済方法は以下となります。

・クレジットカード払い (手数料なし)
・コンビニで支払い (手数料なし)
・電子マネーでの支払い (手数料なし)
・Amazonギフト券  (手数料なし)
・代金引換 (手数料 324円)
・ATMで支払い (銀行ごとの手数料)
・ネットバンキングでの支払い (銀行ごとの手数料)

「FBA」を使った商品の購入には上記の7つの選択肢があり、購入者はこの選択肢から、希望に合った支払い方法を選択することが出来ます。

「FBA」を使わない自己発送の商品は、基本的にクレジットカード決済です。

今ではクレジットカード決済は一般的ですが、お客様の中には…

・そもそもクレジットカードを持っていない
・ネットでの支払いにクレジットカードを使いたくない

という人が、一定数います。

学生ではクレジットカードを持っていない人もいます。

にも関わらずに決済方法がクレジットカードだけだと、それだけで販売機会を逃します。

「FBA」を利用すれば、代金引換も追加することが可能なため、クレジットカードを使えない人でも商品を購入でき、売上につながります。




Amazon物販以外での他販路で活用可能

FBAマルチチャネルサービス
FBAマルチチャネルサービス

Amazon以外で商品を販売していきたいという人もいると思いますが、Amazonでは在庫保管や配送は委託できるが、「他のサービスでの発送はどうしよう」というと考えている人は多いのではないでしょうか。

そこで利用できるのが、FBAマルチチャネルサービスとなります。

FBAマルチチャネルサービスとは、Amazon以外で販売している商品の配送までの作業を、Amazonが代行して運用するサービスです。

つまり、他ECサイトで商品を販売していても、在庫管理から商品配送もAmazon内で行なってくれ、商品が売れた時に配送依頼を行うだけで完結するということです。

しかし、他の販売先で多いのが、Amazonのロゴの入ったダンボールでの配送が禁止されていることです。

その点についても、FBAマルチチャネルサービスでは、Amazonに依頼すれば無地のダンボール配送を可能にもしてくれます。

このサービスを理解しておくことで、大幅に販売経路を増やすことが可能となります。

▼他サイト物販で販路拡大まとめ▼




FBA(フルフィルメント By Amazon)発送のデメリット

FBAはメリットの多いサービスですが、反面デメリットもあります。

以下、2点について紹介します。

2つのデメリット
  1. 商品管理が困難
  2. 費用・手数料が高い

商品管理が困難

Amazonに発送を委託する場合、商品の保管もAmazonとなるため、商品の状態を確認することができないことがあります。

商品はAmazon倉庫にあるため、新品としていても欠陥があったらどうしようとか間違って納品した可能性があると思っても、商品の状況は分かりません。

また、「商品状態を確認したい!」と思い立っても、Amazonの倉庫に送られた商品に変更することはできません。

対策として、確認したい商品を1つだけ返送して状態を確認する方法となります。

費用・手数料が高い

FBA発送は手数料がかかります。

FBA料金は以下の2つです。

FBA手数料
FBA手数料

配送代行手数料と在庫保管手数料が発生します。

配送代行手数料

配送代行手数料一覧
配送代行手数料一覧

注文商品の梱包、配送、カスタマーサービスの料金です。

配送代行手数料は全国一律となりますので、自己発送よりコストを抑えられる可能性があります。

商品の大きさやサイズによって手数料が変動するため、商品ウィ取扱う前にシミュレーションを行ってコストを算出しましょう。

在庫保管手数料

在庫保管手数料一覧
在庫保管手数料一覧

商品サイズ(体積あたり)保管日数で日割計算されるものです。
(保管日数:FBAに商品を保管した日から、購入者へ商品を出荷した日まで)

FBA梱包準備サービス

FBA梱包準備サービス
FBA梱包準備サービス

自分自身で梱包は手間がかかり、かなり面倒臭く、作業時間を膨大に費やしてしまいます。

「FBA梱包準備サービス」とは、FBAを利用して販売する商品の梱包をAmazonが代行するサービスであり、梱包が必要な場合は利用して作業時間短縮を図りましょう。

長期在庫保管手数料

長期保管手数料
長期保管手数料

FBAでは毎月15日にAmazonが在庫チェックが行います。

その際に、Amazonフルフィルメントセンターでの保管期間が、365日を超える商品に対して、長期在庫保管手数料を請求します。

この在庫保管手数料が少し厄介で、完全業務委託だからといって商品をほったらかしにしていると、気がつけばとんでもない料金を請求される可能性があります。

定期的に商品状況のメンテナンスし、長期保管となっている商品は破棄や返送して在庫を空けるようにしましょう。

Amazon在庫パフォーマンス指標の見方及び改善方法の記事はコチラから

無料でAmazon需要在庫数を割り出す方法の記事はコチラから

返送・所有権の放棄手数料

上記の長期保管手数料がかかっている、あるいは長期保管手数料がかかる可能性があるとなった場合に利用するものです。

返送・所有権の放棄手数料一覧
返送・所有権の放棄手数料一覧

私も頻繁に利用するサービスであるため、どれぐらいの手数料がかかっているのか覚えておくようにしましょう。

手数料について、まとめていますので参考にしてください。

Amazon出品費用まとめの記事はこちらから




FBA(フルフィルメント By Amazon)まとめ

FBAは購入者にとっても出品者にとっても、たくさんのメリットがあります。

特に初心者の方は物販って面倒くさそうとか、どうしたら良いのか分からないなどがあると思いますが、その部分を補完してくれるFBAサービスを利用するとメリットが大きいと覚えておいてください。

ポイント
  • FBAは費用対効果抜群のサービス
  • 物販ビジネスで自身の時間を効率化することが可能
  • 費用・手数料を理解して運用することが重要

それでも一人で実践するのは不安だ。。という方は以下のようなものを利用してみましょう!


コンサルはまだ早い!独学でできるところまで頑張ってみる!という方には、Amazon物販における教材がありますので、是非購入しましょう。

2023年現在でも使える内容やノウハウが書かれています。

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