【知らなきゃ損】Amazonスポンサープロダクト広告の除外キーワードとは「設定の流れを公開」

広告運用

◉「amazonスポンサープロダクト広告の除外キーワードって何?」
「除外キーワードを設定すると費用対効果が向上するって本当?」
「除外キーワードのマッチタイプの使い方は?」

このような悩みをよく耳にします。

私はAmazonスポンサープロダクト広告を研究し続けた結果、ACoS 80%から30%まで下げることに成功し、カテゴリーランキングも1位をキープしています。

このノウハウを惜しげもなく公開します。

「無駄を省く = 除外キーワードの設定」がとても重要です!

ポイント
  • 除外キーワード設定のマッチタイプを把握する
  • 運用の流れを把握する
  • 広告運用は試行錯誤が大切

実際、除外キーワードを正しく理解して設定することで、スポンサープロダクト広告の費用対効果は格段と上がります。

スポンサープロダクト広告の費用対効果が悪い方は、ぜひ実践してみましょう!

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Amazonスポンサープロダクト広告の「除外キーワード」とは

Amazonスポンサープロダクト広告で設定できる「除外キーワード」とは、自社のOEM・オリジナルブランド商品のコンバージョンに繋がらないキーワードを除外することができる機能です。

自身の商品に対して、意図していない検索キーワードのクリックを防ぎ、結果につながるキーワードのみに投資することができるという訳です。

これにより無駄な広告費を抑制でき、費用対効果を向上させ、ACoSの改善にも役に立ちます。

例で見てみましょう。

「iPhoneケース」販売を行っている場合

表示したいキーワード:「iPhone ケース」「スマホ おしゃれ」
表示したくないキーワード:「iPhone フィルム」「スマホ 充電器」

上記の時、除外キーワードとして「フィルム」「充電器」を設定することで効果を発揮します。

簡単に説明すると上記となりますが、Amazonではさらに細かく「除外フレーズ一致」「除外完全一致」と2種類を設定することができます。

マッチタイプ「除外フレーズ一致」「除外完全一致」とは

除外フレーズ一致や除外完全一致は、マニュアルターゲティング広告で設定する際の「部分一致」「フレーズ一致」「完全一致」の反対なのではないかと思われるかもしれません。

しかし、その認識は誤りがあるので注意が必要です!

  • 「除外フレーズ一致」:除外指定するキーワードと同じ語順で検索された場合、広告を表示させない設定方法
  • 「除外完全一致」:除外指定するキーワードのみで検索された場合、広告を表示させない設定方法。

マニュアルターゲティング広告の「フレーズ一致」では、検索キーワードと完全一致するキーワード、あるいは前後に他の語句を含むフレーズが検索された場合に広告が表示されます。

「完全一致」では、検索キーワードと完全一致のみに広告が表示されます。

#広告タイプ設定キーワード表示されないキーワード表示するキーワード
1フレーズ一致iPhone フィルムiPhone 人気 フィルム人気 iPhone フィルム
2完全一致iPhone フィルムiPhone フィルム人気 iPhone フィルム
3除外フレーズ一致iPhone フィルム人気 iPhone フィルムiPhone 人気 フィルム
4除外完全一致iPhone フィルムiPhone フィルム人気 iPhone フィルム
iPhone 人気 フィルム
マッチタイプ毎の参考例

この広告の表示・非表示を理解していることで、幅広くスポンサープロダクト広告のマニュアルターゲティングを活用することができます。




Amazonスポンサープロダクト広告の「除外キーワード」を活用する流れ

除外キーワードを有効活用することで、スポンサープロダクト広告の費用対効果を最大限に発揮できることがわかると思います。

どのような流れで、どのようなキーワードを設定していくのが良いのか私の実運用方法を紹介します。

スポンサープロダクト広告の運用流れとしては以下となります。

除外キーワードを設定するまでの流れ(太字部分)
  1. 商品カタログページにキーワードを網羅的に設定
  2. オートターゲティングのみ運用(2週間程度)
  3. ACoS 30%未満(利益率による)のキーワードを抽出
  4. マニュアルターゲティングで「フレーズ一致」「部分一致」に設定
  5. ACoS 30%以上とクリック回数 10回未満のキーワードを抽出
  6. 除外キーワードに設定
  7. 「フレーズ一致」「部分一致」で設定したキーワードから、さらにACoSが良いキーワードを「完全一致」に設定

商品カタログページにキーワード網羅的に設定

最初にやるべきは、商品カタログページのキーワードを充実させることです。

また、注意点としては「関連のあるキーワードを自身の感性で設定しない」ということです。

自身の感性で設定して行きたい気持ちは分かりますが、効果的なキーワードを選定する際は、定量的に根拠をもって設定しなければ結果につながりません。

おすすめは【セラースプライト】です。
セラースプライトでは、ライバル商品がどのようなキーワードで商品カタログページを検索されているか一目で分かります。

そのキーワードから効果的なキーワードを選定して、自身の商品カタログページにも設定して行きましょう。

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オートターゲティングのみ運用(2週間程度)

Amazonのスポンサープロダクト広告には「オートターゲティング」と「マニュアルターゲティング」が用意されています。

最初からマニュアルターゲティングを利用する方がおられますが、効果的とは言えなく、無駄な広告費をかかってしまう恐れがあります。

そのため、オートターゲティングのみで2週間〜1ヶ月程度運用し、どのようなキーワードが引っかかっているのか、まずは確認するようにしましょう。

ACoS 30%以上とクリック回数 10回未満のキーワードを抽出

オートターゲティングで検索されたキーワードを確認していくと思いますが、それと並行してどのような無駄な検索キーワードが発生しているのかも確認しましょう。

確認方法としてはAmazon広告レポートからが有効的です。

Amazon広告レポートの見方の記事はコチラから

抽出の基準としては、以下2点です。

  1. ACoS 30%以上のキーワード
  2. クリック回数が10回未満のキーワード

ACoSが何%以上のキーワードが良いのかは自身の商品の利益率から判断してください。

Amazon広告費売上高比率「ACoS」の記事はコチラから

ACoSは「広告費売上高比率」を指しますので、OEM・オリジナルブランド商品ですと大体30%ぐらいが目安になるでしょう。

しかし、ACoSが30%以上だからと言って、最初は何でもかんでも除外対象とするのは避けるのがベターです。

例えば、iPhoneケースを販売している場合、「iPhone ケース」がACoS 100%だと仮定します。

除外対象としたいところですが、商品のメインキーワードとなるものをすぐ除外してしまうとインプレッション数が劇的に減ってしまいます。

ACoS 30%以上のキーワードの中でも、厳選して抽出することが大切です。

また、クリック回数が10回未満のキーワードも今後も効果は薄いと考えられるキーワードとなりますので、抽出しましょう。

除外キーワードの設定

上記で効果の薄いと思われるキーワードが抽出できたら、除外キーワードとして設定していきます。

まずは、「除外フレーズ一致」で設定してみましょう。

そこからさらに2週間程度様子を見て、設定したキーワードが完全に不要だと判断できれば「除外完全一致」として設定することをオススメします。




Amazonスポンサープロダクト広告の除外キーワードとはまとめ

Amazonのスポンサープロダクト広告の費用対効果を最大限に発揮するには、除外キーワードを設定して無駄を省くことが大切です。

しかし、何でもかんでも除外するのではなく、根拠をもったデータに基づいて行わなければ、広告を活用する意味がありません。

今回のポイントを整理して、実践で取り組んでみましょう!

ポイント
  • 除外キーワード設定のマッチタイプを把握する
    →除外フレーズ一致、除外完全一致の2種類の使い方が大切
  • 運用の流れを把握する
    →何でもかんでもキーワードを除外せず、論理的に運用する
  • 広告運用は試行錯誤が大切

Amazonスポンサープロダクト広告の基本的な運用ポイントを知りたい方は以下の記事は参考にしてください。

Amazon広告の効果的な運用方法の記事はコチラから

Amazonスポンサープロダクト広告の設定方法の記事はコチラから

Amazon広告を最適化するAIツール「Perpetua(パーぺチュア)」の記事はコチラから

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