【完全網羅】Amazon費用まとめ『出品手数料一覧紹介』

利益率

◉「Amazon物販って結局いくら費用がかかるの?」
 「販売手数料がたくさんあってよくわからない」
 「Amazon FBAの手数料っていくら?」

Amazon物販を始めようと思ってもどれぐらい出品手数料がどれぐらいなのか複雑でよくわかりませんよね。

手数料は利益に直結する内容となりますので、しっかり把握しましょう。

「知らなかった」では遅く、最大限利益を確保するためには出品にかかるルールを把握しておく必要があります。

初心者でも分かるよう、これまで培ったノウハウから出品手数料をご紹介します。

Amazon手数料を把握していないと、赤字となる可能性があるため注意しましょう。

ポイント
  • Amazonの手数料は大きく3種類に分類される
  • Amazon手数料は安くない
  • 赤字リスクを未然に防止する

利益獲得のためには、まずAmazonのルールを把握して、戦略的に物販を行うように心がけてください。

▼Amazon物販ビジネスの始め方まとめ▼

Amazon出品手数料の種類

Amazonで出品する際、手数料は大きく3種類に別れます。

それぞれについて細かく紹介していきます。

  • 出品プラン手数料
  • 販売手数料
  • Amazon FBA手数料

出品プラン手数料

#項目大口出品小口出品
1月間登録料4,900円(税別)
2基本成約料100円(1商品ごとに)

Amazonに出品する際、「大口出品」か「小口出品」を選択することとなります。

副業でも大きく稼ぎたいと考えている人は、「大口出品」を選択することをオススメしていますが、自身の物販ビジネススタイルに合わせて選択するようにしましょう。

大口出品

なぜ大口出品をオススメするかというと、小口出品の「基本成約料」を確認いただきたいのですが、1ヶ月に50個以上販売すると、大口出品の方が出品手数料が安くなるからです。

1ヶ月50個というと、1日に1〜2個程度が売れるペースとなります。

正直言うと、この閾値はかなり低いもので、初心者でも1ヶ月目から超えてしまうものとなります。

よって、Amazonでの販売形態の基本は「大口出品」と考えていただいて問題ございません。

大口出品の月間登録料は4,900円(税別)となります。

Amazon輸入・物販ビジネス副業で稼ぐ!「利益率を上げる2つの方法」の記事はコチラから

小口出品

1ヶ月に50個未満といった規模の販売の場合は小口出品を選択しましょう。

小口出品では、Amazonでも使える機能が少なく、本当に小規模で運営される方向けとなります。

小口出品は月々の登録料はありませんが、1商品につき100円(税抜)の成約料が発生する仕組みとなります。

販売手数料

Amazonでの販売手数料は商品カテゴリーごとに価格が異なっています。

全て均一であると勘違いしていると思わぬところで、販売手数料がかかり利益が出ないこともあります。

改めて自身が出品する商品のカテゴリーを確認してみましょう。

カテゴリー別手数料

カテゴリー別の手数料は以下の通りです。

Amazonカテゴリー別手数料
Amazonカテゴリー別手数料
Amazonカテゴリー別手数料

特に中国輸入されている方は、アパレル系やホーム&キッチンに分類されることが多いと思います。

おおよそ10%〜15%となりますので、15%と考えて計算しておくと問題ありません。

カテゴリー別成約料

メディア商品のAmazon販売については、小口出品および大口出品のいずれの場合もカテゴリー別成約料が別で発生します。

Amazonカテゴリー成約料
Amazonカテゴリー成約料

大量商品出品料

販売SKU数(商品数)が月に200万点を超えた場合(メディア以外)は、1SKUごとに0.05円の手数料が追加で発生します。

たとえば、販売SKU数(商品数)が合計で400万点となる場合、手数料は(2,000,000 SKU × 0.05円)=100,000円が追加で発生してきます。

副業から始める方はなかなかありませんが、「このような手数料があるんだ」程度に覚えておきましょう。

しかし、相乗り出品をメインで行われる方は注意が必要です。

Amazon FBA手数料

Amazon FBAを利用する際に、別でFBAの手数料が発生します。

大きく分けて以下の2種類の手数料があります。

  1. 配送代行手数料
  2. 在庫保管手数料

販売代行手数料

販売代行手数料はその名の通り、Amazonが販売代行しますので手数料がかかってくるものです。

2023年3月より一部変更されていますので、注意してください。

出典:Amazon

Amazon FBAとは何かについては以下で紹介していますので、確認しください。

Amazon FBAのメリット・デメリットや手数料の記事はコチラから

在庫保管手数料

在庫保管手数料は、在庫おける1日あたりの平均スペース使用量に基づいて算出されています。

月によって手数料が変わってきますので、仕入れ個数を調整する際は覚えておきたい項目です。

以下を参照してください。

出典:Amazon




Amazonで不良在庫を抱えるリスク費用

Amazonでは販売する際の手数料だけでなく、不良在庫に対しても手数料を取ってきます。

無駄な費用を抑えるため、極力不良在庫は抱えないようにしましょう。

不良在庫を抱えたとしても、現金化して赤字リスクを小さくすることが重要です

  • FBA在庫の返送/所有権の放棄手数料
  • 長期保管手数料

FBA在庫の返送/所有権の放棄手数料

Amazon物販を行っていて、一定数不良在庫が発生してしまうことは致し方ないです。

不良在庫は利益獲得を圧迫するものですが、なるべく現金に変えるために「FBA在庫の返送」をオススメします。

自社に不良在庫を戻し、Amazon以外の販路で販売する方法です。

特にメルカリは有用であり、不良在庫であれ、簡単に商品が売れてくれます。

不良在庫の現金化については、以下から確認してみてください。

メルカリ×Amazon物販で稼ぐ記事はコチラから

「FBA在庫の返送/所有権の放棄手数料」は以下となります。

#小型・標準サイズ大型・特大型サイズ
10〜200g30円0〜500g80円
2201〜500g45円501〜1,000g110円
3501〜1,000g60円1,001〜2,000g140円
41,001g〜100円2,001〜5,000g200円
55,001g〜350円

海外から輸入販売されている方にとっては、軽量のものを扱っている場合が多いと想定されますので、そこまで費用は高くありません。

ただ、メルカリなどを使って再度販売する場合、利益計算上、注意してください。

長期保管手数料

Amazon 日本のフルフィルメントセンターでの保管期間が270日を超えている商品については、長期在庫追加手数料が請求されます。

長期保管手数料は、以下のようになり、決して安くはありません。

保管期間が271~365日の商品:6.096円(10cm × 10cm × 10cmあたり)
保管期間が366日以上の商品:23.570円(10cm × 10cm × 10cmあたり)
保管期間が366日以上のメディア商品に対する、商品1点あたりの最低長期在庫追加手数料:商品1点あたり10円

例えば、365日以上FBA在庫として保管している場合、1商品あたり23.570円以上追加請求されます。

これが1,000個在庫を抱えてしまうと、23,570円かかるということです。

日々、在庫パフォーマンスをチェックして在庫を破棄するなりして、長期保管手数料がかからないようにしましょう。

Amazon在庫パフォーマンス指標の見方及び改善方法の記事はコチラから




Amazon費用まとめ

Amazon物販で仕入れ値から売上を経て、利益計算は日々していると思います。

しかし、在庫状況を把握できず、思わぬ損失を招くことがあります。

また、在庫に関する手数料だけでなく、仕入れ時の為替相場も影響してきます。

特に円安の時期は苦しくなると思いますので、世の情勢も把握しておくことが重要となります。

円安はAmazon輸入・物販ビジネスにどの程度影響するのか「数値データから見る収益率」の記事はコチラから

このような失敗で赤字にならないよう、あらかじめチェックしてリスクを回避しましょう。

ポイント
  • Amazonの手数料は大きく3種類に分類される
  • Amazon手数料は安くない
  • 赤字リスクを未然に防止する

Amazon輸入物販ビジネス9つの失敗事例の記事はコチラから

Amazon 輸入・物販ビジネスで年収いくら稼げるのかの記事はコチラから


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2022年現在でも使える内容やノウハウが書かれています。

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