◉「自社ECサイトの出店を考えているけど、どのプラットフォームサービスがいいのか分からない」
「STORESは稼ぐことができるの?」
「手数料や導入事例を知りたい」
STORESとよく聞きますが、実際のところどのようなサイトか気になると思います。
BASEと同様に、最初の段階でSTORESを使い始めた経験から、メリットやデメリット・注意事項などをご紹介します。
初心者には使いやすいサイトなのがSTORESです。
- STORESのメリット・デメリットを理解する
- STORESの導入事例を参考にする
- STORESに登録する
自社ECショップを持ちたいという方は、本記事を参考にして、まずは登録からしてみることをおすすめします。
最後には、自社ECサイトとAmazon(アマゾン)などを効果的に在庫を管理して、事業化への近道となる情報も公開していますので、チェックしてください。
▼他サイト物販で販路拡大まとめ▼
Contents
STORES(ストアーズ)とは
STORES 株式会社が提供する事業者向けのECサイトプラットフォームサービスです。
ネットショップの開設から、ネットショップで必要な機能が盛りだくさんのサービスのため、初心者からでも安心して始められるサービスです。
また、 ネットショップの開設は毎月1万ショップあり、それだけでも人気があるサービスであることが分かります。
また、特徴の一つとして、STORESでは一般的な商品も販売できますが、サービスチケットやオリジナルの音楽や動画といったジャンルの販売も可能です。
幅広いジャンルを販売できますので、自分の得意としているものを資金面や時間をかけずに、すぐに販売できるためサラリーマンの副業や主婦の方にも人気です。
ECモールや自社EC作成プラットフォームの全体の位置付けが分からない方は、以下を参考にしてみてください。
▼物販ECサイト相関図まとめの記事はコチラから
STORES(ストアーズ)の6つのメリット
STORESのメリットは大きく6つメリットがあります。
- 顧客管理が可能
- 英語対応が可能
- 倉庫サービスの利用可
- Instagram連携
- 決済情報が充実
- 無料WEBセミナー
顧客管理が可能
購入してくれたお客様の情報を管理できるので、リピーターなのか始めて購入した人なのか、購入額や住まいの地域を絞り込んで検索することができます。
自社ブランドショップの運営には、顧客情報を知ることはとても重要となります。
新商品販売時にメールマガジンを配信したり、クーポンを発行したりして訪問してもうらう機会を催促することができ、販売戦略の幅が大きく広がるためです。
一般的なECサイトでも顧客管理はできますが、購入額や購入回数、地域など詳細に絞り込むことができるサイトはありません。
マーケティングにうまく利用すると、販売戦略を試行錯誤して進めることができ、色々な応用につなげることができます。
英語対応が可能
海外で商品を販売したい場合や、国内の海外の人向けに商品を販売したい場合、サイトを英語表示する必要があります。
これは、英語初心者に人には難しく、時間を多く消費してしまいます。
STORESでは、ボタンひとつで英語表記切り替えすることができ、さらに海外への商品発送も可能となっています。
また、ストア内の文面だけでなく、自動送信メール本文までもが英語に変換できるので、大幅な時間短縮が可能です。
倉庫サービスの利用可
物流ビジネスでの悩みの一つは、商品の在庫管理です。
自宅に保管しておくことも難しく、自分で倉庫を借りるとレンタル料金が発生してしまいます。
STORESでは商品を保管してくれるサービスがあります。
また、この倉庫サービスは商品の梱包から配送までを行なってくれるので、手間もかけず安心して在庫を仕入れることが可能となります。
サービス料金もレンタル料金といった形ではかからず、商品1つごとに計算されるため、無駄な出費は抑えることができます。
売上を大きくするために、是非利用するようにしましょう。
Instagram連携
STORESではInstagram連携が可能であり、自社商品を大々的にアピールすることができます。
現代では商品を販売する上で、SNS利用は必須と言ってもいい時代になっています。
商品アピールの手段として、いかにSNSを利用するかが売上向上の鍵となります。
STORESを利用する際は、Instagramを有効に活用して、SNSを通して誘導していきましょう。
決済方法の充実性
支払い方法が多岐に準備されていることは、売上に直結してきます。
逆を言い返すと、決済方法が充実していなければ販売機会を失いかねなく、売上が落ちる傾向にあります。
STORESでは、9種類の決済方法があり、他サービスの中でも豊富な部類に入ります。
・クレジットカード
・銀行振込
・コンビニ決済
・翌月後払い
・PayPal
・キャリア決済
・楽天ペイ
・代金引換
・Amazon Pay
無料WEBセミナー
定期的な無料WEBセミナーが開催されていることは大きな魅力です。
初心者がSTORESの機能から市場動向といったことを、自分で調べると時間がかかり嫌になります。
また、時間がかかる=販売機会を損失していることにも成りかねますので、STORES側から教えてくれるのは、とてもありがたいサービスです。
特に集客のノウハウのセミナーには参加することをオススメします。
STORES(ストアーズ)の2つのデメリット
実際に使った感想として、デメリットは2つあります。
- 玄人には不向き
- プランによっては使えない機能
玄人には不向き
初心者にとっては、とても良いサービスですが、物販ビジネスを長く続けている人にとっては少し物足りなさを感じるでしょう。
例えば、HTMLを使いショップのデザインを変更したいとなっても、HTMLによる編集は行うことはできません。
同じようにCSSの利用もできないため、少しショップの柔軟性には欠けるかと思います。
自社ブランドのイメージをショップ自体に盛り込みたい方には、少し機能が不足しています。
しかし、その分十分にテンプレート(48種類)などを用意されていますので、目指す形には近づけていくことは可能です。
また、最初にSTORESでノウハウをため、さらに売上を拡大したい方は別のサービスにも移行していくことはありだと思います。
▼自社ECサイト作成サイトを徹底比較の記事はコチラから
プランによって使えない機能
STORESではフリープランとスタンダードプランがあり、スタンダードプランのみが使える機能があります。
以下がその機能です。
- 品番管理
商品の品番とバーコードを自由に登録でき、ダッシュボードで検索したりと、出荷作業や在庫管理を簡単にできる機能です。 - 独自ドメイン
ドメイン(ショップURL)の取得・利用が可能になります。
フリープランの場合、URLは https://任意の英数字.stores.jp/ となります。 - 代引き・Amazon Pay決済設定
フリープランでは、7種類の決済手段(クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、翌月後払い、PayPal、キャリア決済、楽天ペイ)が利用可能ですが、スタンダードプランではさらに代引き・Amazon Payを設定できます。 - 決済手段カスタマイズ
STORESにある決済を自由にカスタマイズできます。(クレジットカード・コンビニ決済・翌月後払い・PayPal・銀行振込・キャリア決済・楽天ペイ・代金引換・Amazon Pay) - アクセス解析機能
ショップへの訪問者数、滞在時間、どこからショップへ訪れたのかなどの分析・解析ができます。 - STORESロゴ非表示
ショップ下部にある「STORES」のロゴを非表示にできます・ - 送り状CSV出力
配送会社の送り状CSVを出力できます。
また、フリープランとスタンダードプランでは運営にかかる費用として、出品者側の決済手数料に差があります。
多くの商品を販売して利益を確立したいなら、スタンダードプランがオススメです。
STORES(ストアーズ)導入事例
STORES(ストアーズ)を使った参考になるサイトを3つご紹介します。
- ファッション:KENT BREAD HAT
- ファッション:ICHI ONLINE STORE
- 食品・飲料:SAKUZAN
ファッション:KENT BREAD HAT
商品コンセプトも面白く、サイトを見ているだけで飽きさせない作りとなっています。
また、画面の最初にポップアップを表示することで、ユーザーに注意を促す工夫も行っています。
ポップアップの使い方などはさまざま業界でも参考になると思います。
SNSとの連携もしっかりと行っており、売上が上がるような仕組みが盛り沢山です。
ファッション:ICHI ONLINE STORE
シンプルにしておしゃれな雰囲気のするショップデザインです。
ショップを訪問したユーザーに「どのようなコンセプトのお店か」をすぐ分かるようにするのは、重要ですが、とても難しいものです。
それを体系化できているデザインは参考になります。
食品・飲料:SAKUZAN
伝統工芸品である美濃焼の魅力を存分に発揮しているサイトです。
とても洗練された作り、何を伝えたいのか分かりやすく、ユーザーに寄り添ったサイトです。
ここまで本格的な作りにできれば、ユーザーへの安心感にも繋がります。
また「送料」を商品として販売しており、アイデアがとても面白いです。
サイトを見ているだけでも勉強になります。
STORES(ストアーズ)開設までの流れ
STORESショップを開設するのはとても簡単です。
以下から手順を見ていきましょう。
メールアドレスとパスワード、URLを入力
トップページの「まずはアカウント作成」をクリックします。
以下のページが表示されますので、それぞのれ入力していきます。
- メールアドレスを入力
- パスワード(6文字以上)を入力
- 「利用規約に同意する」にチェック
- 「いますぐ無料で始める」をクリック
認証メールが送付されますので、認証します。
ストア名を入力
認証が完了すると、自身のストア名を入力して、登録しましょう。
変更は可能ですので、そこまで悩む必要はありません。
以上で、登録は完了です。
とても簡単ですので、まずはアカウントの開設を済ませてしまいましょう。
STORES(ストアーズ)出店メリット・デメリットまとめ
STORESについて紹介してきました。
ショップの柔軟性では他サイトに負けている印象もありますが、初心者にとって十分なECサイトですので、まずは使ってみることが大切です。
- STORESのメリット・デメリットを理解する
- STORESの導入事例を参考にする
- STORESに登録する
最後に、自社ECサイトとAmazon(アマゾン)などと在庫を一元管理して、事業化するために必要な在庫連動ツールをご紹介します。
これにより、在庫管理が大幅に削減でき、利益獲得を大きくすることが可能となります。
▼Amazon・ヤフーショッピング・楽天市場など在庫連動(在庫管理)ツール比較の記事はコチラから
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▼MakeShop(メイクショップ)出店のメリット・デメリットと使い方の記事はコチラから
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