◉「OEM商品を作りたいけど、まず何をしたら良いの?」
「OEM商品が売れるための基準ってあるの?」
OEMを作りたいが、売れるか不安という方多いと思います。
私はさまざまなカテゴリーでOEM商品を作ってきましたので、作る前から「売れる」かどうかはある程度予想できます。
OEMを作る前に「売れる」ための判断基準として、理解しておくべきポイントを惜しげもなく公開しますので、チェックしてみてください!
売れるOEM商品を作る際、まずはベースとなる商品の価値を見極めないといけないよ!
- OEMを作りたいベースの商品を徹底的にリサーチすることが肝
- ベースとなる商品の価値を判断する基準は5つ
OEMを作る前に本記事の内容と照らし合わせてみて、問題ないか実践してみてください。
それだけでも利益獲得の可能性はグッと上がります。
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Contents
OEM商品の作り方手順
OEMを作る際の大まかな手順は以下のようになります。
- OEMを作りたいベースの商品をリサーチ
- 改良すべき点を企画・設計
- OEM製造工場の選定
- Amazon商品カタログページの作成
- 販促活動
この中で1番重要と言えるのが、「1. OEMを作りたいベースの商品をリサーチ」となります。
理由はOEMのベース商品の時点で8割は「売れる」かどうか決まってくるからです。
安易に「この商品はなんか良さそうだし、これをベースにしよう」はやめましょう。
売れる商品には必ず理由があり、論理的に分析しなければ、せっかく作ったOEM・オリジナルブランド商品も無駄になってしまいます。
しっかりとベースとなる商品をリサーチするようにしてください。
▼中国輸入ビジネスでOEM・オリジナルブランド商品の作り方と心構えの記事はコチラから
Amazon OEMベース商品を選ぶ5つの基準
OEMを作る前に、既存のベースとなる商品を選ぶ必要があります。
その基準は5点あります。
❶ 市場規模の大きさ
❷ ライバルや競合他社の質
❸ 価格の妥当性
❹ 商品カタログページのレベル
❺ 商品レビュー評価の質
市場規模の大きさ
市場規模の大きさはとても重要となります。
市場規模が大きければ大きいほど、あなたの商品が獲得できるシェア率も高くなるため、利益獲得の可能性も上がるということです。
市場規模の確認方法はランキングから判断することができます。
例として「スポーツ&アウトドア」の商品を見ていきます。
ランキング3位の「自転車用スマホホルダー」を見てみましょう。
すると、この商品の小カテゴリーは「自転車用アクセサリーホルダー」であることが分かります。
小カテゴリー「自転車用アクセサリーホルダー」をクリックすると売れ筋ランキングが出てきますが、10位までの中で、同じ系統の商品は 1位、2位、3位、5位、6位、7位、8位、9位であります。
小カテゴリー1位の商品は大カテゴリーでは2位でしたが、2位の商品を見ると大カテゴリーは76位と分かります。
このように小カテゴリーの商品が大カテゴリーの順位でも上位を独占していれば、市場規模が大きいと言えます。
ただし注意点があり、市場規模が大きい=競合他社も多いということを忘れてはいけません。
その競合他社と同等以上の魅力を発揮できる自信がなければ、OEM参入はやめましょう。
ライバルや競合他社の質
先ほどの小カテゴリー「自転車用アクセサリーホルダー」で上位を独占している商品を見てみましょう。
ここで注目すべきは、「いつから販売しているか」です。
例えば、先ほどの1位の商品の「Amazon.co.jp での取り扱い開始日」を見ると「2022/1/14」と分かります。
このように概ね10位ぐらいまでの商品の取り扱い日を確認してみましょう。
この取り扱い日が古い商品が多数を占めていれば、小カテゴリーを独占されている可能性があります。
つまり、昔から販売しているため、Amazon SEO対策、SNSの活用、Amazon広告の隙のなさなど完璧な対策を練られ、あなたへのシェア率が回らない可能性があります。
初心者の内は、できるだけ新興企業が勝ち取っている小カテゴリーを選ぶことで、あなたが勝つ確率は上がります。
価格の妥当性
先ほどの小カテゴリー1位の商品の価格は1,804円です。
原価を調べると、OEM・オリジナルブランド商品なので全く同じのはありませんが、おおよそ6.0〜6.5元です。
つまり日本円で大体120円〜130円程度です。
Amazon販売手数料や輸送費といった諸経費がかかってきますが、利益率は25%〜30%であることが分かります。
利益率が30%以上欲しいところですが、これだけ利益率が高ければ十分ということが分かります。
逆に利益率が10%前後であると参入は諦めた方が身のためです。
市場価格が下がった場合や、原価が上がってしまった場合、赤字リスクがあるからです。
▼Amazon輸入・物販ビジネス副業で稼ぐ!「利益率を上げる2つの方法」の記事はコチラから
商品カタログページのレベル
ベースとなる商品候補を見つけたら、その商品カタログページをよく観察しましょう。
商品画像の解像度が低く、魅力のない画像を並べている商品は参入のチャンスが大きいです。
また、商品仕様やタイトルの文面に検索キーワードが設定されていないや、日本語が支離滅裂である場合も同じです。
あなたが商品画像や商品の説明文をしっかり作り込むことができれば、ライバルを置き去りにすることができます。
逆にしっかりと作り込まれ、検索キーワードも盛り込まれている場合、参入を諦めるか、あるいは差別化することで別のキーワードで勝負する必要があります。
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商品レビュー評価の質
商品レビュー評価を見てみましょう。
商品レビューの数がそもそも少ない(2桁しかない)場合、参入のチャンスはあります。
また、商品レビュー評価が4未満である場合も同様です。
▼ひどいAmazon低評価レビューの消し方と評価レビューをもらう方法の記事はコチラから
Amazon OEMベース商品選びの5つの基準まとめ
今回はOEM・オリジナルブランド商品を作る前に、ベースとなる商品の確認すべき基準を紹介しました。
ポイントを振り返りましょう。
- OEMを作りたいベースの商品を徹底的にリサーチすることが肝
→リサーチの時点で「売れる」かどうか8割が決まる - ベースとなる商品の価値を判断する基準は5つ
→❶ 市場規模の大きさ、❷ ライバルや競合他社の質、❸ 価格の妥当性、❹ 商品カタログページのレベル、❺ 商品レビュー評価の質
OEM・オリジナルブランド商品を作る前に改めて確認してください。
お金を稼ぎたい場合、事前準備がとても大切です!
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