【不安】転売とせどりビジネスの違い『合法か違法か』

中国せどり

◉「物販ビジネスで転売やせどりが流行っているけど、違法じゃないの?」
 「そもそも転売とせどりの違いって何?」
 「転売ヤーって言われているけど、どんな人たち?」

転売ビジネスと聞くと良い印象を受けない人が多くいるのではないでしょうか。

副業でせどりビジネスを始めようと思っている人は不安に思うかもしれませんが、Amazonなどの物販ビジネスにおける転売とせどりの違いや違法性について解説していきます。

転売のイメージって悪いけど何故なのかも解説しているよ。

ポイント
  • 転売もせどりもビジネス形態は同じ
  • 転売・せどりは違法となる場合がある

どのようなことが違法となるのか確認して、しっかりルールを守って物販ビジネスを行っていきましょう。

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物販ビジネスにおける「転売」と「せどり」の違い

転売とせどりは異なる言葉で利用されています。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

転売とは

転売とは商品を仕入れて、利益を乗せて販売する形態です。

転売とはイメージの悪いものですが、違法性もなく普通のビジネス行為を指します。

周りにあるコンビニやスーパー、ホームセンターなど全て商品を仕入れて、利益を乗せて販売しています。

ではなぜ転売が問題視されているのでしょうか。

それは、モラルに欠けるビジネス展開を行っている人がいるからです。

例えば、ゲーム機器を買い占めて、法外な利益をのせて販売するなどがそれにあたります。

せどりとは

実店舗やインターネット経由で商品を仕入れて、Amazon、ヤフーショッピングなどで販売し、利益を生むビジネス形態です。

ビジネス形態から比較すると違いはありませんが、せどりに関しては悪いイメージが付いておらず、正当なビジネス形態となります。

ただし、実態としては「転売=せどり」となりますので、大きな違いはありません。

個人で行っている悪質な転売が、イメージを悪くしてしまっていると言っても過言ではありません。




個人転売・せどりの違法性について

簡潔に言うと、転売・せどり目的で商品を購入・輸入すると税率が安くなるため違法となります。

しかし、商用目的で輸入して、販売することは違法ではありません。

これを『小口輸入』と呼びます。

何が違うのかと言うと、商品を1個だけ購入するのか、複数購入するのかの違いです。

つまり、一定数以上輸入すれば商用目的と判断されて、税金が徴収されるため違法ではないと言うことです。

関税に関して重要なのは、購入数です。

ただし、古物商免許が必要と聞く人も多いと思いますので、古物商とは何か紹介したいと思います。

古物商とは?

古物商許可とは、中古品の売買を行うために必要な許可を指します。

これは、盗品を購入すると、盗品を販売している犯罪者に利益を与え、犯罪を助長してしまう恐れがあるため、許可が必要となっています。

では、古物とは何を指すのでしょうか。

  1. 一度使用されたもの
  2. 使用されないもので使用のために取引されたもの
  3. これらのものに幾分の手入れをしたもの

上記のように定義されていますが、分かりにくいと思いますので以下で、さらに細かく見てみましょう。

古物商許可が必要

一度使用されたものを、利益獲得目的で仕入れて販売する場合許可が必要となります。

  • 古物(中古品)を購入して販売する。
  • 古物(中古品)を購入して修理等して販売する。
  • 古物(中古品)を購入して使える部品等を販売する。
  • 古物(中古品)を買い取らないで、販売した後に手数料を貰う(委託売買)。
  • 古物(中古品)を別の物と交換する。
  • 古物(中古品)を購入してレンタルする。
  • 国内で購入した古物(中古品)を国外に輸出して販売する。
  • 上記の行為ををインターネット上で行う。

古物商許可が不要

  • 自身で使っていた物を販売する。(ただし、条件あり)
  • 自身の物をオークションサイトで販売する。(こちらも条件あり)
  • 無償でもらった物を販売する。
  • 相手から手数料等を取って回収した物を販売する。
  • 自身が販売した相手から、販売した物を買い戻す。
  • 自身が海外で購入したものを販売する。

このように、自分で海外から商品を購入して販売する場合は、古物商許可は不要となります。




物販ビジネスの転売・せどりで違法となる場合はどのような時か

これまでの説明のように、商用目的に税金を収めていれば、違法となりません。

しかし、なぜ「転売・せどり=違法」といったイメージがあるのでしょうか。

知的財産所有権の侵害

例えば、正規代理店を無視して、輸入商品を同じサイトで販売する行為は違法となります。

Amazon物販ビジネスをやられている方は、詳しいと思いますが「知的財産所有権の侵害」に当たります。

海外から商品を購入する前に、正規代理店の存在は把握しておく必要があります。

食料衛生法、医療品医療機器等法

次によくあるのが、食料衛生法、医療品医療機器等法です。

私も過去に中国から商品を輸入する際、この審査に引っかかりました。

法律は把握していましたが、なぜ引っかかったか分かりませんでした。

どのような審査が必要か厚生労働省のHPで確認してみましょう。

その他

最後に一番多い悪い転売イメージは、PlayStation5などが販売された際、全ての商品を買い占めて転売することです。

巷では「転売ヤー」と揶揄されています。

商品を買い占められると買いたい人が買えなくなり、適切な価格で買えなくなるので、このような悪いイメージが付いています。

また、よく聞くのがライブチケットの転売です。

このような転売している人を「ダフ屋」と言われています。

転売目的でチケットを購入し、定価以上で販売する行為は違法となります。




転売とせどりビジネスの違いまとめ

転売・せどりが違法か合法かよく分かったのではないでしょうか。

ポイントは以下となります。

ポイント
  • 転売もせどりもビジネス形態は同じ
    →実態は同じだが、悪質な転売ヤーによってイメージが悪い
     多くの法人が同じビジネス形態をとっているので、違法ではない
  • 転売・せどりは違法となる場合がある
    →取り扱う商品の法律や税金を納めることを意識しましょう

「法律を知らなかった」では済みません。

必要な知識は勉強して、学ぶようにしましょう。

人に迷惑をかけるのではなく、お客様のためと思い、気持ちよく副業で物販ビジエスを実施しましょう!

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