◉「副業で物販ビジネスしたいけど、いくら稼げる?」
「本業を超えることができるって本当?」
「そもそも副業の平均年収ってどれぐらい?」
副業から実践したい人からすると、いくら稼ぐことができるのか気になりますよね。
一般的な副業平均とAmazon物販で私が歩んできた変遷の実態を比較してどれぐらい稼ぐことができるか紹介します。
限りなく実体験に基づいているから、最後まで読んでみてください。
- 一般的な副業の年収は約190万円
- 月収100万円は一つの目標であるが、自由にはなれない
- 法人化して、年収2,000万円が分岐点
Amazon物販や輸入ビジネスで「月収100万円稼ぐことができる!」と記載されている記事が多いですが、本当なの?と疑わしいものも多いと思います。
その辺の実態についても合わせて紹介します!
✅最後には、私が副業から起業するに至ったロードマップも惜しげもなく公開します!
▼Amazon物販ビジネスの始め方まとめ▼
Contents
一般的な副業平均収入・年収はどれぐらいか
一般的に副業している人はどれぐらいいて、どれぐらい稼いでいるかデータから見ていきましょう。
副業をしている人の割合:9.7%
厚生労働省が令和2年に公表したデータを見てみましょう。
厚生労働省が令和2年に公表した「副業・兼業に係る実態把握の内容等について」によると、副業をしている人の割合は、分析対象者15万9355人中「9.7%」でした。
出典:ファイナンシャルフィールド「副業をしている人はどれぐらいいいる?収入は?」
本業の就業形態別で見ると、最も多いのが「自由業、フリーランス(独立)、個人請負の29.8%」、次いで「自営業の19.4%」、「会社役員の15.3%」と続いています。気になる正社員は「5.9%」とわずかな割合でした。業種別で見ると、最も多いのが「農林漁業、鉱業:16.6%」、次いで「教育、学習支援業:15.4%」、「宿泊業、飲食サービス業:15.1%」となっています。
おおよそ9.7%しかおらず、まだまだ少ないのが実態となっています。
しかし、コロナ禍で在宅ワークが増え、副業人口は増加傾向にあると言われています。
副業の平均収入:約190万円
Job総研が2022年に公表したデータを見てみましょう。
Job総研「2022年 副業・兼業に関する実態調査」によると、副業による平均収入は「年収約190万円」で、月収にすると約15万8000円です。
副業にかけている時間は週平均で7.4時間なので、平日5日で考えると1日平均1.5時間弱になります。
出典:ファイナンシャルフィールド「副業をしている人はどれぐらいいいる?収入は?」
副業での平均年収は「約190万円」、月収では「15万8,000円」とまずまず稼いでいる方が多いのが分かりますね。
物販ビジネスではこれらの年収を超えることが可能なのか、自身の実績から紹介します。
Amazon物販輸入ビジネスで「月収100万円」とは
Amazon物販や輸入ビジネスで「月収100万円稼いでいます!」という人は多くいます。
もちろん100万円を稼ぐことは大変で、そこまで稼ぐことができればとても凄いことです。
しかし、輸入ビジネスでの月収100万円とはサラリーマンでの月収100万円とは訳が違います。
サラリーマンでの月収100万円は所得税や住民税などの税金が引かれた後残るお金が自由に使える給与となるため、70〜75万円程度です。
一方、Amazon物販や輸入ビジネスでの月収100万円はそれ以外に、次の仕入れに回す費用がかかります。
一回の仕入れで50万円費やす場合、残金が20〜25万円程度となり、サラリーマンと比較しても多くはありません。
もちろんそこから諸経費も引かれるため、さらに手取りとしては下がります。
つまり、Amazon物販・輸入ビジネスを実践している人で月収100万円というのはそこまで自由ではないということです。
実際私も「月収100万円」を稼げるようになりましたが、自由さは全くありませんでした。
「月収100万円」稼げるようになると謳われているからと言って、その人が必ずしも成功しているとは限らないのです。
ただし、これは個人で副業として行なっている場合です。
一番の節税は『法人化』することと一度は聞いたことがあると思います。
実際、役員報酬として個人のお金としたとすると自由に使えるお金は増えます。
例えば、経費としてお金を使うことです。
事業で使うPCや携帯代、接待費は経費として使うことができますが、旅行費などは経費として使うことができないので注意は必要ですが。
また、円安による影響も受けるのが物販ビジネスですので、そこも考慮しておきましょう。
▼円安はAmazon輸入・物販ビジネスにどの程度影響するのか検証の記事はコチラから
Amazon物販輸入ビジネスで法人として役員報酬はいくらか
法人化するには、副業から起業して会社を設立する必要があります。
物販ビジネスで起業することが可能かというと「可能」です。
しかし、どのような手順で、どのようなロードマップを描いていく必要があるのか疑問点があると思いますので、以下を参考にしてください。
▼Amazon物販・輸入ビジネス副業から起業する手順の記事はコチラから
法人化するには個人事業主として、以下程度稼げるタイミングがおすすめとなります。
利益額:800〜900万円
無事、法人化できたとすると役員報酬を決める必要が出てきます。
役員報酬は新しい会計年度に入ってから3ヶ月以内に設定する必要があり、設定目安としては月収100万円欲しい場合、月利として倍は必要となります。
つまり200万円です。
では、事業がうまくいき、月利も大きく稼げることができたらどうでしょうか。
役員報酬を増やして、自分の所得を大きくすることができるのでしょうか。
実際問題として、役員報酬を増やす人は多くありません。
理由として、法人税などの税金を払い、法人として内部保留した方がお金を残すことができるからです。
イメージとして、会社自体を大きな財布として蓄えておくことです。
税金の関係上、個人で年収2,000万円が妥当であるとなります。
ただし、上述でも説明した通り、経費をうまく使うことができるため、年収以上の生活水準に持っていくことは可能です。
年収2,000万円以上欲しいと言う人もいると思いますが、決して止めませんが、税金がかなりの割合でかかってくることを覚えておいてください。
私の場合、自分の稼ぎの半分程度は資産運用として株に回しています。
また、資産運用もいいのですが、重要視していることは自分の時間をどれぐらい作ることができ、事業を拡大していくかです。
そのためには効率的なITツールや外注費用、設備投資に費用を割いています。
Amazon物販輸入ビジネス法人として計画的に経営する
法人化して、だいたいの年収の目安がついたと思いますが、当たり前なこととして重要なことは計画を立てて経営するということです。
計画的に経営できなければ、思った以上に経費や税金を多く払い、身動き取れないということもあります。
利益や売上げ、経費や仕入れ費による数字を「年間目標」や「月間目標」に落とし込み、毎月のお金の管理を実施する癖付けを行いましょう。
これは、法人化しても重要な要素です。
なぜ目標数値を達成できなかったのか、どこに無駄があったのか毎月の計画や戦略をたてていく事が、年収アップに繋がります。
計画的な経営の考えはお金に関する計画だけでなく、数字から見えてくるものや、見えてこない事実を把握することで、今後の事業運営の目標や計画を立てる指標となります。
▼Amazon輸入・物販ビジネス副業で稼ぐ!「利益率を上げる2つの方法」の記事はコチラから
Amazon物販輸入ビジネスでの月商変遷
これまで説明してきた内容をご理解いただき、私がAmazon物販輸入ビジネスを行なってどれぐらいでどこまで稼ぐことができたかご紹介します。
ただし、他の事業での収入は省いています。
6ヶ月間のみの公開ですが、月商としてはおおよそこのような形です。
細かい数値は割愛しますが、月商100万円を超えたのは4ヶ月目からです。
ただし、物販ビジネスは先ほどもお話した通り、投資に回す割合が大きいため月収でいうと20万円程度であったと思います。
最初は副業としてせどりから始めましたが、オリジナル商品制作に着手し始めたことから、さまざまな投資や販路拡大を行なっていきましたので、年収がグッと上がった印象です。
Amazon物販ビジネスで年収いくら稼げるのかまとめ
Amazon物販ビジネスの年収のイメージが大体ついたかなと思います。
ポイントは以下となります。
- 一般的な副業の年収は約190万円
- 月収100万円は一つの目標であるが、自由にはなれない
- 法人化して、年収2,000万円が分岐点
税金を気にせず多く年収を稼いでいる人もたくさんいますので、あくまで参考として捉えてください。
わたしは自由な時間を作りだし自分のやりたいことを徹底的にやることを目標として副業から起業しました。
人それぞれ考えがあり、やりたいことも違うと思いますが、お金はあくまで自分の目標のための数値でしかないかもしれません。
年収を上げたいと最初の目標としていましたが、自分の時間を作りたいと考えるようになってからは、様々なことに投資することで年収と自分の時間を作ることに成功しています。
そのため、自分の時間確保のため、外注化を重要視しています。
▼外注化やツール導入が重要な理由の記事はコチラから
現在でも、クラウドワークス やココナラなど優秀なサイトが多くあり、無料で登録できるため、まずは登録し計画を立てて年収アップを図ることをおすすめします。
✅Amazon物販輸入ビジネスのロードマップを公開
最後に、私の経験を元にAmazon物販のロードマップを公開しますので参考にしてください。
▼Amazon物販副業から起業までのロードマップの記事はコチラから
✅私も月収100万円を達成できたAmazon物販の勉強本の記事になります。
関連記事:Amazon物販の勉強本ならこれ!始め方から全てがわかる起業できた4つの教科書
✅Amazon物販初心者向けコンサル情報はコチラにまとめています。
関連記事:実働4日で月収30万円を稼ぐ物販ビジネスコンサル