【出品パートナーAPIとは？】Amazon MWSの廃止！？

現在、Amazonで提供されているAPIサービスの１つ「MWS」は、Amazonで販売している商品などの情報を取得できるサービスです。
世の中のツールもこのサービスを利用しているものがほとんどでしょう。

しかし、このサービスが利用できなくなることはご存知でしょうか。

アナウンスが発表されたのが、2020年9月29日です。
このアナウンスでは、新たな後継サービスとして「出品パートナーAPI (SP-API)」が出たと言うものです。

肝心なことはこれまで利用していた「MWS」は利用できるのかどうかです。

答えは、残念なことに「廃止」されます。
ちなみに、2021年10月01日から利用できなくなるそうです。

ただし、9月いっぱいまで利用できるのはレポートなどの一部の機能であり、現状では商品情報を取得するAPIまでは廃止となっていません。

2022年7月迄に延期になりました。

しかし、これはいつまで利用できるのか分からなく、想定ではここ1年間ぐらいの猶予でしょう。

MWSとSP-APIの違い

SP-APIはAWS (Amazon Web Service)経由のAPIに変わるなど、MWSとは異なる点がいくつかあります。

SP-APIの解説資料は一部ありますが、とても難しいものとなります。
下記には、SP-APIを利用するための手順が公開されています。

SellingPartnerApiDeveloperGuide(日本語).md

要約すると、以下のようなことが書かれています。

上記14点が記載されていますが、MWSでは提供されていなかったAPIが新たに以下のように追加されています。
追加APIの一部となるため、続報を待ちましょう。

・ 購入者にレビュー依頼やメッセージを送るAPI

・ 商品紹介コンテンツを自動化するAPI

・ MWSユーザーの認証移行をサポートするAPI

・ ベンダー向けのAPI

・ FBA納品の適合性を事前にチェックするAPI

https://developer.amazonservices.jp/blog-others-spapirelease

また、SP-APIを使うためには、「アクセスキー、シークレットアクセスキー」といった馴染みのある情報だけでは不足しており、他にもいくつか情報を取得する必要があります。

これまで、MWSを利用して開発してきたからとってSP-API開発できるかと言うと、そう簡単ではないため、かなり悩ましいものとなります。

SP-APIを使用する前準備

まずはSP-APIを利用するための準備を行いましょう。

上記で利用することができます。

使用しているツールの見直し

現在、物販ビジネスをしている方で世の中のツールを多用している方も少なくはないと思います。
ここでの注意点は、MWSを使用しているツールが多いため、廃止に伴いツールが使用できなくなる可能性があることです。

もちろん、販売しているツールの企業がSP-APIに書き換えているものもあります。
ただ、現状で対策していないツールは、SP-APIに対応できない可能性があるため、自身が使っているツールが対応しているのか確認することをオススメします。

まとめ

MWSが2021年10月から利用できなくなることは、ツールを提供している人、ツールを使っている人、共にダメージが大きい事態になります。

どのように対策していくのか改めて自分のビジネスモデルを見直しても良いかもしれません。

私からも進展があったら情報を提供していこうと考えています。

副業で物販を始めていくと、ツールの重要性が分かってきます。
しかし、自分にあったツールを探すことはとても大変です。
そのような時は、以下を参考にしてみてください。