◉「複数ECサイトを運営していると在庫変更が手間」
「複数のサイトを使いたいけど、運営の簡単な方法を知りたい」
「在庫連動ツールでおすすめが知りたい」
Amazonだけでなく、楽天市場やヤフーショッピング、自社ECサイト(Shopifyなど)を運営している際、在庫の動きを正しくタイムリーに管理するのは大変だと思います。
特に商品数が多くなればなるほど、管理する時間も増え労力が雪だるま式に増えてしまいます。
そこで、これまで使ってきた在庫連動ツールの中から、価格や機能など比較しますので、導入を検討されている方は参考にしてください。
商品数や販売チャネルが多くなると大変なのが在庫管理です。
それらを効率的に解決するツールの導入が重要となります。
- 在庫連動ツールを導入するメリットは3つある
- おすすめの在庫連動ツールは6つある
- Amazon在庫連動する場合の注意点は2つある
初心者の内は価格面、ある程度慣れてきている方は機能面から選択していくのがベターと思います。
▼Amazon物販ビジネスの始め方まとめ▼
Contents
在庫連動(在庫管理)ツールを導入するメリットは3つ
在庫連動ツールを導入するか悩んでいる方に、どのような効果があるのか把握してみましょう。
メリットとしては大きく3つあります。
- 在庫管理ミスを削減
- 販売機会の損失削減
- 在庫を効果的に売り切れる
在庫管理ミスを削減
複数のECサイトを持っていれば、1番多いミスは在庫管理ミスでしょう。
例えば、Amazonで在庫が0になっており、売り切れ状態にも関わらず、ヤフーショッピングや楽天では在庫あり状態で顧客が商品を購入してしまうという事態です。
私はこれまで、長く物販ビジネスを行っておりましたが、このようなミスは頻発していました。
お客様第一である物販は、このような機会は絶対的に避けなければなりません。
そのため、在庫連動を自動で行うことができれば、人的ミスを大幅に減らすことが可能となります。
販売機会の損失削減
今度は逆にAmazonでは在庫があるにも関わらず、ヤフーショッピングや楽天市場などでは在庫を0の状態にしてしまう事象です。
この期間が長ければ長いほど、売上の減少はもちろん、キャッシュフローにも影響してきます。
売上を上げて利益を獲得したい人であれば、このような損失を避ける必要があります。
在庫連動ツールは、自動で在庫を連動しますので販売機会損失を削減することができます。
在庫を効果的に売り切れる
在庫を売り切って、キャッシュフローを改善したい機会は多くあると思います。
例えば、ある商品の在庫が50個あり、全て売り切りたい場合、Amazonで20個、楽天市場で20個、ヤフーショッピングで10個のように設定する人がいると思います。
このように設定した場合、Amazonで在庫が0になっても50個全てを売り切れた訳ではなく、楽天市場やヤフーショッピングで在庫を売り切れるのを待つことが多くなります。
効率的に売り切るためには、在庫連動を行ってAmazonで50個、楽天市場で50個、ヤフーショッピングで50個のようにすることです。
6つの在庫連動ツール(在庫管理システム)比較
在庫連動ツール(在庫管理システム)で特におすすめする6つのツールをご紹介します。
ネクストエンジン
会社名 | Hamee株式会社 |
公式サイト | NEXT ENGINE |
料金 | 初期費用:なし 月額:10,000円〜 受注件数に応じた従量課金制 |
特徴 | ネクストエンジンは、導入実績業界No.1 変化に強いカスタマイズ性 |
業界最大手の在庫連動(在庫管理)ツール「ネクストエンジン」です。
2022年4月末時点では41,595店舗以上の店舗に導入されているサービスです。
30日間の無料体験があり、料金体系としても初期費用0円・月額10,000円〜のため、導入ハードルはそこまで高くありません。
楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonの3大ビッグモールをはじめ、自社ショップ連携も可能なため検討したいサービスの一つです。
LOGILESS
会社名 | 株式会社ロジレス |
公式サイト | LOGILESS |
料金 | 初期費用:なし 月額:20,000円~ |
特徴 | OMS・WMS一体型システムで手作業でのデータ連携不要 |
2022年10月時点で、700社以上との契約を行なっている「LOGILESS」。
システム導入後、全注文の90%以上の自動出荷を実現できる点がメリットであり、APIなどをうまく活用することで、ほぼ全自動を実現することができます。
もちろん楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonの3大ビッグモールや自社ECサイトとの連携も可能です。
CROSS MALL
会社名 | 株式会社アイル |
公式サイト | CROSS MALL |
料金 | 初期費用:なし 月額:5,000円~ |
特徴 | ASPの管理だからこそ実現できる業務効率化 O2O・オムニチャネルに繋がるWeb×Realのトータルソリューション |
ここ30年間で3,000社以上と契約を結んできている「CROSS MALL」。
サポート体制も充実しており、実店舗との連携も可能なのが大きなメリットです。
また、最近ではメルカリShopsとの連携も行なっており、他のサービスでは連携していないサービス連携も可能となっています。
TEMPOSTAR
会社名 | SAVAWAY株式会社 |
公式サイト | TEMPOSTAR |
料金 | 初期費用:なし 月額:10,000円〜 |
特徴 | ASPタイプありながら個別カスタマイズに対応可能 安定したサービス提供とトータルサポート |
大きく成長させたい事業者にとっては、ありがたいカスタマイズ性の高い「TEMPOSTAR」。
サポート体制も充実しており、「このようにしたい」を実現することが可能です。
一方で従量課金制となるため、価格帯はしっかり抑えておきましょう。
アシスト店長
会社名 | 株式会社ネットショップ支援室 |
公式サイト | アシスト店長 |
料金 | 初期費用: ■受注管理機能 0円 ■在庫管理機能 10,000円~ 月額費用: ■受注管理機能 10,000円~ ■在庫管理機能 5,000円~ |
特徴 | 受注から発送まで一元化されたシステムで、多くの作業を自動化 |
在庫管理だけでなく、その他の単純作業を全て自動化できるのが「アシスト店長」。
伝票出力や顧客フォローアップ機能など、あると嬉しい機能も豊富です。
一方で無料トライアルができないため、自身にあったサービスかどうかはあらかじめ検討しましょう。
助ネコ
会社名 | 株式会社アクアリーフ |
公式サイト | 助ネコ |
料金 | 初期費用:30,000円 オプション契約:月額5,000円 単体契約:月額15,000円 |
特徴 | ITreviewで12期(3年)連続のLeaderを受賞 必要な機能のみの利用が可能 |
ご利用店舗様の約96%以上が、サポート品質に満足している「助ネコ」。
満足度が高い分、使い勝手も良いことが想像できます。
30日間の無料体験がありますので、気になった方はどのような機能が使えるのか、他のサービスと使い勝手は良いのかなどを確認してみましょう。
Amazonで在庫連動ツールを活用する際の注意点
Amazonで在庫連動ツールを用いた際に、私が経験したことをもとに注意点をご紹介します。
- Amazon商品登録してすぐに連携できないことがある
- 親ASINのSKUが自動振り分けでも子ASINが定まっていれば問題ない
Amazon商品登録してすぐに連携できないことがある
Amazonに商品登録を実施して、在庫連動ツールを用いて他モールなどと連携しようとしてもエラーが出る時があります。
Amazonでは、商品登録してから最大24時間後に有効となることから、エラーが出ても商品ページを作り直したりせず、1日経ってから再度連携してみましょう。
Amazonではこのようなことが多く、時間を少し空けてから実施してみることで解決することが多いです。
親ASINのSKUが自動振り分けでも子ASINが定まっていれば問題ない
Amazonで在庫連動ツールを用いる場合、SKUといったユニークな番号を用いることがほとんどです。
例えば、バリエーション商品を在庫連動させたい場合、AmazonではSKUが以下のような作りになることがあります。
AA-BBBB-CCCC(親ASIN)
ー【自身作ったSKU】(子ASIN)
ー【自身作ったSKU】(子ASIN)
ー【自身作ったSKU】(子ASIN)
ー【自身作ったSKU】(子ASIN)
そうすると、親ASINが自動でユニークな記号・番号となるので、子ASINが連動しないように感じますが、そのようなことはありませんので安心してください。
あくまで連携する商品に対するASINが適切であるかが重要となります。
Amazon・ヤフーショッピング・楽天市場など在庫連動(在庫管理)ツール比較まとめ
物販ビジネスを長く続けていると、商品数や販売チャネルが多くなり、一つ一つの商品を管理していくことはとても大変な作業です。
在庫連動ツールは、それらを解決してくれるものとなりますので、積極的な導入を検討しましょう。
- 在庫連動ツールを導入するメリットは3つある
- おすすめの在庫連動ツールは6つある
- Amazon在庫連動する場合の注意点は2つある
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