◉「中国輸入の商品でOEM・オリジナルブランドを作りたい!」
「OEMのやり方が分からない」
「そもそもOEMって何?」
「OEMって難しそう」って思う人も多いですよね。
これまで中国輸入で数多くのOEM・オリジナルブランド商品を作ってきた私が、メリットやデメリット・注意点を紹介します。
自分のブランドを作るって楽しそうだけど、実際はどうなのか解説します。
- OEM・オリジナルブランド商品はメリットは多い
- OEM・オリジナルブランド商品のデメリットは準備にある
OEMに興味がある方は、この記事を参考にチャレンジしてみてくださいね!
記事の最後には、OEM・オリジナルブランド商品を制作した後の販路拡大について紹介していますのでチェックしてください。
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Contents
中国輸入のOEM・オリジナルブランド商品とは
OEMとは、「オリジナル・エクイップメント・マニュファクチャリング(Original Equipment Manufacturing)」の略語です。
直訳すると「自社の製品を製造する会社」となります。
いわゆる、製造メーカーが他社ブランドの製品を製造することを指します。
ODMとの違い
ODM(Original Design manufacturing)とは、設計から生産・製造までを委託することです。
発注元企業は商品企画と販売のみを行います。
中国輸入で自社ブランドを作る場合、商品企画や設計は自社で行い、製造を中国の工場に委託するのでOEMとなる訳です。
よって、あなた自身のは商品企画力と設計ノウハウが必要であるので、その力を養わなければオリジナルブランド商品は作ることは難しいと言えます。
OEMの2つの形態
OEMの形態としては、以下の2つがあります。
- 高い技術レベルを持つ製造者がそうではない製造者を指導する形態
- 同レベルの技術を持つ企業間が行う形態
物販ビジネスで使われるOEM・オリジナルブランド商品というのは、すでに販売されている商品を改良して、ブランド名のロゴを入れて、オリジナル商品として販売する手法になります。
厳密にはOEMとオリジナル商品は異なりますが、世の中ほぼ同じように使われていますね。
大手企業もこの手法でオリジナル商品として多くの商品を販売しています。
試しに周りにある商品を確認してみてください。
製造元が中国であることが多いですよね。
「なぜ中国なのか」と思われるかもしれませんが、単価が安く、物理的距離が近いため納品までの時間が短いなど様々な要因があります。
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中国輸入のOEM・オリジナルブランド商品の3つのメリット
OEM・オリジナルブランド商品のメリットは大きく3つあります。
- 価格を自由に設定できる
- 商品ページを好きに作れる
- 商品を育てることができる
価格を自由に設定できる
ライバルと差別化したオリジナルブランド商品を作ると他社は参入できなので、価格を自由に設定することができます。
Amazon物販で相乗り出品していた商品を2,000円で販売しており利益率10%=200円の商品を改良して、OEM・オリジナルブランド商品を販売したとします。
出品価格を3,000円とすると、利益率が15%=300円で販売でき、利益の幅が広がります。
ただし、市場規模を把握した上で価格を設定しなければ、価格を高くし過ぎると売れませんので注意が必要です。
しかし、差別化を行った商品であれば、多少価格が高くても問題なく売れます。
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商品ページを好きに作れる
OEM・オリジナルブランド商品であれば、もちろんあなたの商品ですので商品ページを自由に書くことができます。
例えば、Amazonでは1商品につき、1商品カタログページとなります。
そのため、相乗り出品では誰かが作ったものに相乗りするため、商品ページの変更がしづらいという現象が起きます。
しかし、オリジナルブランド商品では、自分自身で商品カタログページを作り、自分だけが出品するため、商品カタログページの変更もカスタマイズも自分で設定できます。
売れやすい検索キーワードも入れることができるため、利益拡大戦略も自由にできます。
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もちろんAmazonだけでなく、楽天市場やヤフーショッピング、他のECモールでも同じことが言えますね。
商品を育てることができる
購入者の声によって、OEM・オリジナルブランド商品の改善も可能です。
商品は購入者の評価レビューがとても参考になります。
私も、これまで製造していきた商品を幾度となく改良し、カテゴリランキング1位を獲得しています。
ライバル商品のレビューを見て、自身の商品を改良するのも手ですね。
中国輸入のOEM・オリジナルブランド商品のデメリット
デメリットとしては、3点となります。
- 商品リサーチノウハウが必要
- 商品企画が大変
- 販売まで時間がかかる
- ある程度の資金が必要
商品リサーチノウハウが必要
物販ビジネスでのOEM・オリジナルブランド商品を作る際、ベースとなるのは既存の売れている商品です。
つまり、「自分はこの商品を作りたい!」と思って、マーケティングやリサーチをせずに取り掛かると全く売れません。
どのような戦略で商品を売るのか、どのような市場を狙うのか徹底的にリサーチする必要があります。
そのために、まずは中国せどりや相乗り出品から始め、物販スキルを身につけてから取り掛かる必要性があります。
いわゆる嗅覚を養うことです。
目安としては、以下ぐらいのタイミングでしょう。
商品リサーチノウハウが付き、利益もしっかり獲得できるようになればチャレンジしましょう。
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商品企画が大変
商品企画の難易度は高くなります。
商品リサーチでベースとなる商品を見つけたとしても、どう改良するのか企画検討に時間を要します。
ライバル商品のダメなところのリサーチ、レビューから改善ポイントの洗い出し、付属品検討などなどです。
また、無駄な改良をしてしまうと、逆に利益が出ないこともあり得ます。
仮説〜検証のステップをしっかり取り、「売れる!」と確信してから製造するようにしましょう。
私の場合、最初のOEM・オリジナルブランド商品を作った時は、企画に3ヶ月以上時間を費やしました。
それは、素材選びや色の選定など細かなところまで目を配る必要があったためです。
販売まで時間がかかる
いよいよ工場に製造を依頼したとしても、まだまだ販売までに時間がかかります。
業者との打ち合わせ、商品の発注、商品画像の準備、商品説明文の準備など様々な段階を踏む必要があります。
これを一人でこなすとなると、2〜6ヶ月程度はみておく必要があります。
私の場合、最初は商品に納得するまで作り直したりとしたため、6ヶ月はかかった覚えがあります。
また、販売時のスタートダッシュを上手くいかせるためには、商品カタログページの準備も並行して行っていたので、余裕はありませんでした。
ここで重要なことは、以下です。
全てを一人でやろうとすると時間も奪われますし、ボロが出ます。
効率化の観点から外注を上手く利用し、プロに任せるのがベストです。
外注に依頼したことがない方は、クラウドソーシングサイトを活用しましょう。
安価で高品質のサービスを受けることが可能です。
ある程度の資金が必要
OEM制作を工場に依頼する場合、ロット注文が基本となりますので、おおよそ100万円は準備する必要があります。
ベースとなる商品に自社のロゴをプリントする場合、工場側からすると”あなた専用”の製品を作る訳ですので、1個しか注文されないとなると、工場側にはなんのメリットもありませんよね。
もちろん商品や工場によりますが、1,000個が最低ロット数でそれ未満は受け付けないなどが多いです。
ロット注文となると資金が必要となるため、100万円は用意しておいた方が安全です。
中国輸入でOEM・オリジナルブランド商品を作る上での心構え
中国輸入・物販でOEM・オリジナルブランド商品を販売したいとなった時の心構えを紹介していきます。
- 自分勝手な商品選定をしない
- お客様第一
- 買わない理由を徹底的に潰す
- 代行業者を活用する
自分勝手な商品選定をしない
自分の第一印象で「この商品売れそう!」と思うことがあると思います。
しかし、あなたが「良い!」と思っても、世の中の大多数がそう思っているとは限りません。
特にネット販売は自分が売れると思わないものが売れていて、驚くことの方が多いぐらいです。
どれぐらいの期間でどれぐらい売れているのかや市場ニーズはあるのか、どこの層をターゲットにしているのかなど細かく調査するようにしましょう。
▼商品リサーチにおける商品選定基準の記事はコチラから
お客様第一
あくまでユーザー第一で商品制作を行いましょう。
実際、お客様のことを考えてパッケージを作るのか、機能を付加するのかなどすると売上にも大きく影響していきます。
例えば、少し使い方が難しい商品であれば「日本語説明書」を付属するなど、「ありがたい」を考えましょう。
自分が購入者だったら、これがあったら嬉しい!と感じることを実践するだけです。
あなたが「ありがたい」と思うことは、他の購入者もありがたいと思う可能性があります。
逆に不親切な商品だと、大した問題ではなくとも評判はガタ落ちします。
「お客様第一=売上アップ」となりますので、製作時には取り入れてください。
買わない理由を徹底的に潰す
商品が売れない場合、「完璧に準備したのになんで?」と思うでしょう。
それは単純で「あなたの商品を購入する理由」を提示していないからです。
どんなに良い商品を作っても、ユーザーに魅力を伝えきれていなければ誰も買いません。
「クオリティの高い商品画像を載せる」
「説明文を充実させる」
「レビューの数を増やして検索率をUPさせる」
商品カタログページを作る段階で、どのように魅力的にするべきかしっかりと戦略を立て臨みましょう。
▼売れない原因紹介の記事はコチラから
▼規約に沿ったAmazon商品タイトルの決め方の記事はコチラから
▼Amazonの商品説明文(商品仕様)・コンディションに書くべきポイントは3つだけの記事はコチラから
代行業者を活用する
中国輸入でOEM・オリジナルブランド商品を作る場合、さまざまな問題が発生します。
- 中国のサイトで商品購入(仕入れ)できない
- 中国の製造業者や工場と交渉できない
- 商品を国内へ輸入できない
など
それを一人で行うのは時間の無駄です。
あなたの右腕となり、さまざまな問題を解決してくれるのが「代行業者」です。
代行業者は問題を解決してくれるだけでなく、OEM製品の助言から支援まで行ってくれるので最終的にはコストが大幅にカットできます。
ただし、あなたの右腕となる代行業者を見つける必要があり、悪徳な代行業者では話になりません。
私が信頼している代行業者についても記事にしていますので、参考にしてください。
▼中国輸入ビジネスでは代行業者があなたの右腕の記事はコチラから
中国輸入ビジネスでOEM・オリジナルブランド商品の作り方と心構えまとめ
OEM・オリジナルブランド商品はとはとても魅力的ではありますが、ある程度の経験や知識が必要である事を覚えときましょう。
本記事のポイントは以下でした。
- OEM・オリジナルブランド商品はメリットは多い
→価格を自由に設定できる、商品ページを好きに作れる、商品を育てることができる - OEM・オリジナルブランド商品のデメリットは準備にある
→商品リサーチノウハウが必要、商品企画が大変、販売まで時間がかかる、ある程度の資金が必要
一見大変そうに見えますが、心情的には「楽しい!」が勝ちます。
あなたが考えた商品が、世界に出ていくと考えるとワクワクしてくると思います。
ポイントを抑えて、良い商品作りを行いましょう!
✅Amazon商品ページSEO対策を実施・改善コンサルティングはコチラにまとめています。
関連記事:Amazon商品ページSEO対策を実施・改善コンサル
最後に、OEM・オリジナルブランド商品を作ったら、Amazonだけではなく他販路に販売を拡大させ、より利益獲得する方法を記事にしていますので、参考にしてください。
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