【これで安心】無料でAmazon需要在庫数を割り出す方法『仕入れ個数の正しい算出方法』

分析手法

◉「在庫をAmazonに納品したいけど、何個納品したら良いか分からない」
 「適切な在庫数が分からず、赤字となる」
 「無料で計算する方法を知りたい」

Amazon物販でせどりやOEM・オリジナルブランド商品を販売する際、仕入れ在庫数に困ることはよくありますよね。

この記事では、商品を仕入れてAmazonに納品して、販売する際の需要在庫を割り出す方法論についてご紹介していきます。

私が初心者の頃、ツールを導入する余裕もなかった頃に実践していた方法です。

赤字リスクはほとんどなく、無料でもある程度割り出す頃は可能です。

有料であればたくさんツールがありますが、「無料でできないか」と考えている人は必見です!

ポイント
  • 需要在庫予想を行わなければリスクが大きい
  • 需要在庫予想は感覚的に行わず、論理的に行う
  • 無料ツールでも予想することは可能

有料ツールを導入する余裕がない方は、ぜひ実践してみましょう。

▼Amazon物販の始め方まとめ▼




Amazon物販で需要在庫予想とは

Amazonで商品を販売する際、なぜ仕入れる在庫数を把握しないといけないのでしょうか。

理由は簡単で、事業におけるキャッシュフローを悪化させないためです。

例えば、100万円分の商品を仕入れたとします。

この商品の利益率を30%と仮定すると、1ヶ月で全て売れた場合は130万円手にすることができます。

しかし、需要在庫数予想を誤っていたために、5ヶ月で全て売れるとすると、1ヶ月で26万円分しか手元に残らないことになります。

そうすることで、次の仕入れに対するキャッシュフローが悪化し、事業として悪循環を招いてしまう結果となります。

また、100万円分の商品を仕入れたが、5ヶ月経っても12ヶ月経っても全く売れず、長期在庫保管手数料がかかり、赤字となるケースすらあります。

Amazonの出品費用が分からない方は以下を確認してください。

Amazon出品費用一覧の記事はコチラから

さらに、逆に1ヶ月で100万円分は売れると予想していたが実態は10日で売れてしまい、残りの20日間は在庫ゼロとなり、販売機会の損失やカテゴリランキングの失墜などに至るケースもあります。

販売機会を失うことは事業を継続する上で、大きな痛手となります。

Amazon物販で販売機会を防ぐ方法の記事はコチラから

需要在庫予想を正しく行なっていないと、マイナス面ばかりでプラスのことはないと注意しておきましょう。

需要在庫予想とは、自身の仕入れるタイミングに合わせて、正しく販売しきる在庫数の予想値のことを指します。




需要在庫予想値を割り出す方法

需要在庫予想値を正しく把握して、仕入れ個数を決めることの重要性はわかったと思いますが、どのようにして数値を導き出したら良いでしょうか。

有料ツールを使わず、無料でできる2通りの方法を紹介します。

  • モノサーチから在庫数を予想
  • Forecast関数で回帰直線を用いて予想

モノサーチから在庫数を予想

過去にはモノレートというツールがあり、表形式で商品のランキング変動がわかり、そこから需要在庫予想値を導き出すことができました。

優秀なモノレートがなくなった今は「モノサーチ」というツールから、グラフによるランキング変動が見ることができます。

無料で使えるAmazon商品リサーチツールの記事はコチラから

モノサーチグラフ
モノサーチグラフ

上記、ある商品のモノサーチグラフですが、「売れ筋ランキング」のグラフが下に下がっている(ランキングが上がっている)時に、商品が売れたことがわかります。

その場合、1ヶ月間で商品が売れた個数は、大体11個程度であることがわかるため、需要在庫予想値を導き出すことも可能となります。

Forecast関数で回帰直線を用いて予想

無料のモノサーチを使って、おおよその需要在庫予想値は把握できますが、数学的理論による予想値を使うことで、さらに信憑性を高める方法をご紹介します。

物販ビジネスでは基本的なやり方でもあるため、理解しておくと、この先にも役立つと思います。

ExcelやGoogleスプレッドシートを用意して、関数を入力するだけとなる簡単な方法です。

線形回帰を行うことが可能なForecast関数を入力します。

Forecast関数サンプル
Forecast関数サンプル

上記のようにExcelを用意するのですが、必要な列は「B列」「C列」のみです。

B列に過去1年分の年月を入力してき、B14に予想したい年月を入力します。

C列には、その過去1年分の月毎に売れた商品数を入力していき、準備は完了です。

後は、C14に以下のような式を入力します。

=FORECAST(B14, C5:C13, B5:B13)

簡単の説明すると「=FORECAST(”予測に使う年月”, “過去1年分の年月”, “過去1年分の販売商品数”)」となります。

もちろん過去年数は多ければ多いほど信憑性は高くなりますが、価格変動によって予想値がおかしくなりますので、注意が必要です。

今回のExcelデータから、2022/06に用意すべき商品数は4.75個と導き出されています。

2つの方法から用意すべき個数を算出

モノサーチから「11個」、Forecast関数から「4.75個」という結果になったため、準備すべき個数は以下のようになります。

4.75 ≦ 需要在庫予想値 ≦ 11

上記となりますが、季節感やトレンドはあまり考慮されていないので、判断材料としては注意が必要です。

また、在庫数が決定した後は、自社が販売しているチャネルの在庫管理が重要となってきます。

在庫管理で苦労している方は以下を参考にしてください。

Amazon・ヤフーショッピング・楽天市場など在庫連動(在庫管理)ツール比較の記事はコチラから




無料でAmazon需要在庫数を割り出す方法まとめ

物販ビジネスをアナログな方法で実践されている方も多いと思いますが、できるだけ論理的に実践していくことが重要です。

特に需要在庫数というものはキャッシュフローに影響してくるため、事業成功のためにはしっかり考えなければいけない事柄です。

昨今では有料ツールなどもありますが、副業から始められている方はできるだ無料で行いたいと思いますので、ご紹介させていただきました。

自身にあった方法を見つけて、Amazon物販を成功させていきましょう!

ポイント
  • 需要在庫予想を行わなければリスクが大きい
  • 需要在庫予想は感覚的に行わず、論理的に行う
  • 無料ツールでも予想することは可能

Amazon売れない不良在庫の処分方法の実験結果の記事はコチラから

▼Amazon物販ビジネスで利益を出すツールは作ってしまえ!の記事はコチラから

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