◉「Amazonブランド登録のやり方が分からない」
「Amazonブランド登録のメリットって何?」
「登録条件ってあるの?」
Amazonブランド登録は、Amazon物販を行っている方が必ず通る道です。
Amazonブランド登録をよくわかっていない方に向けて、これまで感じたメリットなどから登録手順までをご紹介します。
Amazonブランド登録することで、売上向上を期待できます!
- Amazonブランド登録するための条件を把握する
- Amazonブランド登録することで得られる機能を使いこなす
- Amazonブランド登録のやり方を把握する
Amazonブランド登録を行うと、ライバル事業者との差をつけることができ、売上向上にも繋がります。
まだ未登録の方は、この記事から登録を検討しましょう!
▼Amazon物販ビジネスの始め方まとめ▼
Contents
Amazonブランド登録とは?
Amazonブランド登録とは、Amazonで登録可能な商標を持っている事業者が利用できるAmazon内でのブランド登録サービスです。
Amazon内で自社ブランドとして確立することができ、さまざまなメリットを受けることができます。
特にオリジナル・OEM商品を扱っている事業者は、ライバル商品との差別化を図ることができますので、一般ユーザーの刈り取りにも貢献できます。
また、Amazonブランド登録は副業から始めた個人でも行うことができますので、その手順を把握しておきましょう。
Amazonブランド登録のための条件
Amazonブランド登録するためには、条件があります。
- 文字商標
- 語句、文字、または数字を含む図形商標
つまり、特許庁に対して、商標登録を行っていることが条件となります。
ただし、キャラクターのような図形のみの商標では、Amazonブランド登録ができないので注意してください。
Amazonブランド登録を行いたい方は、まずは特許庁への申請を最初に行いましょう。
Amazonブランド登録のメリット
Amazonブランド登録のメリットは8つあります。
- Amazonストアページの利用
- スポンサーブランド広告 / スポンサーディスプレイ広告の利用
- Amazonブランド分析(brand analytics)の利用
- 製品コード(JANコードなど)なしでもカタログページの制作が可能
- 商品ページに動画の設定が可能
- ブランドストーリーの利用
- ブランド侵害通報ツールの利用
- AI自動プロテクション
1. Amazonストアページの利用
「Amazonストアページ」とは、Amazon内で自分のブランド専用ページとなります。
Amazonのストアページを制作することで、ブランドイメージをユーザーへ訴求することができ、ブランドファン獲得を期待できます。
商品での流入だけでなく、ブランドからの流入を行えるということです。
また、Amazon内で「ブランドURL」を取得できますので、自身のSNSからURLを紹介することで、「顧客の囲いこみ」を行うことができます。
2. スポンサーブランド広告 / スポンサーディスプレイ広告の利用
「スポンサーブランド広告」は、ユーザーが商品を特定のキーワードで検索した際に、自社商品が上部に表示される広告です。
「スポンサーディスプレイ広告」は、ユーザーターゲティングや商品ターゲティングから、自社商品に関心が高いと見込まれるユーザーをターゲットとして表示する広告を指します。
スポンサープロダクト広告より、戦略的に広告を活用することができます。
これらの広告は、ライバル数が少なくなる傾向にありますので、コンバージョン率を上げることが期待できます。
▼Amazon広告の種類と効果的な運用方法の記事はコチラから
3. Amazonブランド分析(brand analytics)の利用
「Amazonブランド分析」とは、Amazonが公式で提供しているサービスとなります。
Amazon内で検索頻度が高いキーワード抽出や、ライバル商品のデータを取得できる機能があります。
無料で利用できるのですが、その機能性はとても優れています。
例えば、キーワードに対しての検索ランキングや、そのキーワードに対してのコンバージョン率を確認することができます。
また、競合商品との比較データも提供されますので、自社商品ページのカスタマイズにとても有効的となります。
データをうまく活用することで、SEO対策をしっかり行うことができ、売上にも直結していきます。
4. 製品コード(JANコードなど)なしでもカタログページの制作が可能
Amazonで出品するなら、JANコードを取得していなければいけません。
中国輸入商品などはJANコードがありませんので、製品免除申請はできますが、ある程度の要件を満たせておく必要があります。
Amazonブランド登録では、製品免除申請が通りやすく、簡単に商品カタログページを制作することができます。
5. 商品ページに動画の設定が可能
商品ページに動画が掲載されていることがあると思います。
商品ページに動画を掲載することは、ユーザーへの訴求力が格段と上がります。
Amazon公式では成約率3.5倍上がると言われており、利用しない手はありません。
動画が掲載方法は以下を参考にしてください。
▼Amazon商品カタログページに動画を載せる方法の記事はコチラから
6. ブランドストーリーの利用
ブランドストーリーとは、商品紹介コンテンツでブランド認知力向上のために設けられたサービスです。
ライバル商品との差別化やSEO対策はもちろんのこと、自身の他の商品に対しても訴求できますので、商品ページに訪問いただいたユーザーに対して、ブランドをアピールすることができます。
また、制作についても商品紹介コンテンツ(A+)の「ベーシック」と大差のない操作性ですので、簡単に設定することができます。
▼Amazon商品紹介コンテンツ「ブランドストーリー」のメリットと設定方法の記事はコチラから
7. ブランド侵害通報ツールの利用
「権利侵害を申告する」というフォームを利用でき、商標権侵害を申告できます。
商標権の侵害が認可されると、24時間以内で侵害している商品は削除されます。
場合によってはその出品者にアカウント停止などもあり得ますので、その効力はとても大きいものとなります。
8. AI自動プロテクション
「AI自動プロテクション」は、商品ページを侵害される前にAIが自動でブロックする機能です。
これはAmazonブランド登録することで自動で作動されます。
本人は気付きにくいのですが、自然と守られていることがよくあります。
自分で権利侵害を申告する手間が大幅に削減できます。
Amazonブランド登録のデメリット
メリットはとても大きなものがありますが、デメリットは大きく2つあります。
- ブランド登録完了までが手間
- 商標登録に時間がかかる
1. ブランド登録完了までが手間
Amazonブランド登録には、登録準備から申請までが手間で時間もかかります。
また、正しく準備しておかなければ申請が却下されますので、その時間も無駄になります。
そのため申請前にはしっかりと準備して、申請することをおすすめします。
2. 商標登録に時間がかかる
そもそも特許庁への商標登録はすぐに承認がおりません。
基本的には申請してから1年程度かかります。
そのため、副業からAmazon物販を行う際は、最初に商標登録することを頭に入れておき、一度申請しておくことをおすすめします。
Amazonブランド登録したいと思っても、特許庁への申請が終わってなければ、1年後でのブランド登録となってしまいます。
Amazonブランド登録手順
Amazonブランド登録手順として、大きく4つのステップに分けてご紹介していきます。
- 商標登録を行う
- ブランド登録に必要なものを準備する
- ブランドレジストリアカウントを作成する
- ブランドと商標を登録する
STEP1:商標登録を行う
まずは、特許庁へ商標登録を行いましょう。
商標登録は大体50,000円程度となりますが、弁理士などに委託すると高額になる可能性もあるため、注意しましょう。
STEP2:ブランド登録に必要なものを準備する
Amazonブランド登録に必要なものをあらかじめ用意しておきましょう。
必要なものは「商品画像」となります。
商品画像と言っても、条件がありますので、しっかり押さえておきましょう。
STEP3:ブランドレジストリアカウントを作成する
以下よりブランドレジストリアカウントを作成しましょう。
Amazonブランド登録ページを開くと「開始する」ボタンから登録手続きに進めることができます。
「開始する」ボタンをクリックした後に、マーケットプレイス選択で日本を選択しましょう。
その後にログインアカウントとブランドレジストリの紐づけを確認と同意すれば完了です。
STEP4:ブランドと商標を登録する
最後にブランドと商標を登録していきます。
ブランドレジストリ管理画面の左側にある「新しいブランドを登録」をクリックします。
ブランドの概要と商品、流通情報とライセンス情報の質問に回答すれば完了です。
Amazonブランド登録のやり方完全ガイドまとめ
Amazonブランド登録は商標を取得できた際には必ず実施しておきたいものとなります。
ただし、商標登録には時間を要しますので、あらかじめ準備しておくようにしておいてください。
- Amazonブランド登録するための条件を把握する
→特許庁へ商標登録しておくこと - Amazonブランド登録することで得られる機能を使いこなす
→8つのメリットを理解しておくこと - Amazonブランド登録のやり方を把握する
→4つのステップで登録が完了
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