◉「商品紹介コンテンツ(A+)の作り方が分からない」
「どのモジュールで作成するのが良いの?」
「承認されないけど何が原因なの?」
このようなお悩みの解決や売上を上げるための効果的な作り方などをご紹介します。
Amazon商品紹介コンテンツ(A+)をコンサルタント含めて、様々なカテゴリー商品で100個以上作成してきたノウハウを惜しげもなく公開しますので、皆さんにも売上アップを目指してください。
商品紹介コンテンツはSEOの観点でもとても重要なものとなりますので、ポイントをしっかり理解しましょう!
- 商品紹介コンテンツのメリットやデメリットを理解した上で作成する
- モジュール構成や内容を吟味する
- 実際に商品紹介コンテンツを作成してみる
商品紹介コンテンツ(A+)の作り方など具体的な要素も本記事に記載しますので、自身の商品に対しても実践してみてください。
✅最後には、商品紹介コンテンツ作成に関するお得情報もご紹介します。
▼Amazon物販ビジネスの始め方まとめ▼
Contents
Amazon商品紹介コンテンツ(A+)とは
商品紹介コンテンツ(A+)は大口出品者であれば作成することができる機能となります。
商品紹介コンテンツ(A+)は大口出品者であれば作成することができましたが、2024年からAmazonブランド登録者に対しての機能へ変更されました。
Amazonブランド登録を行なっていない事業者にとっては大きな痛手であり、SEOとしてもかなり弱まってしまいますので、注意してください。
以下から商品紹介コンテンツ(A+)のご紹介です。
Amazonで商品仕様や商品説明文で、商品の詳細や魅力を文章で伝えるのは限界があります。
しかし、商品紹介コンテンツは画像と文章をセットで作ることができるため、ユーザーへの訴求効果が一段と高くなります。
選択するモジュールによっては比較表の形でも作成できますので、ある程度の柔軟性もあります。
Amazon SEOの観点でもとても重要な要素であるため、自社商品を販売されている事業者の方には取り組んでいただきたい機能となります。
▼具体的なAmazon SEO対策で出品商品の順位表示を独占『A10(A9)』の記事はコチラから
Amazonのデータでは、商品紹介コンテンツがある場合とない場合では、売上が5%も異なると謳っています。
つまり、商品紹介コンテンツを使わず、1商品で100万円/月の売上があれば、商品紹介コンテンツを使った場合では105万円/月の売上になるということです。
インプレッション数やクリック率だけでなくコンバージョン率に直接的に関連するのであれば、作成しない訳にはいきませんよね。
Amazon商品紹介コンテンツ(A+)作成のメリット
商品紹介コンテンツの作成メリットは大きく分けて3つあります。
特にコンバージョン率に悩まれている方は作成するのが良い内容となります。
- SEO対策として検索順位表示が上位になる
- コンバージョン率(CVR率)が向上する
- 自社商品のブランディングができる
SEO対策として検索順位表示が上位になる
Amazon SEO対策のキーワード記載箇所として、商品タイトル、商品仕様、商品説明文、検索キーワード欄とありますが、それと同様に商品紹介コンテンツもとても重要となります。
ユーザーが検索しているキーワードと相関関係がある場合、検索順位表示が上位になります。
商品ページを作成する際は、商品紹介コンテンツも忘れずにキーワードを盛り込んでいきましょう。
コンバージョン率(CVR率)が向上する
商品紹介コンテンツでは、画像と文章とセットで商品を説明することができるため、商品仕様などで伝えきれない商品の魅力や差別化要素を盛り込むことができます。
また、キーワードを盛り込むことでインプレッション数、露出機会も増えるため、ユーザーの目に留まることが機会も増えます。
これにより、よりユーザーへの訴求効果が高まるのでコンバージョン率も高くなります。
自社商品のブランディングができる
Amazonでは、どうしてもショップイメージをライバルと差を付けることができないため、どのような世界観のショップなのかが分かりづらい仕様となっています。
しかし、商品紹介コンテンツに載せるべき内容に決まりがないため、自社商品のブランディングの機会として活用することが可能です。
また、商品紹介コンテンツ(A+)のベーシックプランではなく、ブランドストーリープランを選択することで自社ショップのブランディングに効果的な機能もあります。
これらを活用して、多くのファン獲得を促すことができます。
▼Amazon商品紹介コンテンツ「ブランドストーリー」のメリットと設定方法の記事はコチラから
Amazon商品紹介コンテンツ(A+)作成のデメリット
これまで多くの商品紹介コンテンツを作成してきましたが、その中でのデメリットを3点紹介します。
- 掲載できない内容を把握しておく必要がある
- 設計をしっかりしなければ後戻り作業が発生する
- 設計の時間がかかる
掲載できない内容を把握しておく必要がある
商品紹介コンテンツでは以下のような内容を含めることを制限しています。
出典:商品紹介コンテンツガイドライン
- 商品紹介コンテンツでは、Amazon以外の返品ポリシーまたは返金ポリシーに関する保証情報または保証情報を含めることを厳しく禁じています。ただし、商品自体が厳密保証書である場合を除きます。
- 制限対象商品に関するポリシー、カテゴリー要件、プログラムポリシーなど、Amazonポリシーへの違反は禁止されています。
- 出品者または販売業者としての自社に関する記述(「正規品は弊社からご購入ください」など)や、出品者が公認であることの記述(「正規販売店のみが販売できる商品」など)を記載しないでください。
- 配送料の詳細(「配送料無料」など)、QRバーコード、または電話番号、住所、Eメールなどの個人情報を商品紹介コンテンツページに記載しないでください。
- 個人、購入者、その他の公的ではない人物についての引用または属性を商品紹介コンテンツに記載することはできません。引用や推薦文は最大4つ使用できます。出典は有名な出版物や著名人に限り、著者、日付を添える必要があります。出版物を引用する場合は題名も必要です。
- 記載方法(具体的な名称、または「他の」や「他では」など)にかかわらず、競合他社の商品に言及したり、それらと比較したりしないでください。このコンテンツの目的は、ブランドを構築し、商品の詳細に情報を追加することであり、競合他社について言及することではありません。
- 比較表では、同じブランドが所有する他の商品とのみ、商品を比較できます。LED電球とハロゲン電球など、他のカテゴリーとの比較は許容範囲内であり、競合に関連した説明とは見なされません。
- 価格、プロモーションの詳細や、「お手頃」、「低価格」、「無料特典」、「無料」などの割引、プロモーション関連情報を含めないでください。また、「今すぐ購入」、「カートに入れる」、「今すぐ入手」、「弊社をご利用ください」などの購入を促す文言を含めないでください。
- 今現在/新着/最新/かつてない/販売中/最新の商品/過去最高など、時期が限定されている情報やホリデーシーズンに関する情報を記載しないでください。
- 商標および著作権マーク(TM、®、©)は、妥当なサイズであり、商品パッケージにすでに記載されているか、常にロゴの一部またはロゴとパッケージの一部として表示されている場合に認められます。マークを単独で別途使用することはできません。商標や著作権マークは、テキストコピーから削除する必要があります。
- Amazonの内外を問わず、他のページ(自分が出品している他の商品ページも含め)にアクセスさせるハイパーリンクや、外部ウェブリンク、文言は禁止されています。
- Amazon以外のカスタマーサービスや連絡先情報に関する記述(「お困りのことがありましたらお問い合わせください」、電話番号、連絡先のEメールアドレス)は禁止されています。
- Amazonのロゴ、商品詳細ページの見出しや細部をまねるような画像やテキストは許可されません。Amazonがサポートしているプログラムやブランド商品について言及することは許可されています。
- Amazonのアダルト商品のポリシーとガイドラインに違反するアダルト商品のコンテンツ、または商品を犯罪行為に結び付けるような記述を含むコンテンツは許可されません。
商品ページを作成したことがある方はNGワードを理解されていると思いますが、「安心」「保証」といった内容も含めることができません。
よく使われる文言であるからこそ、キーワード選定には注意してください。
設計をしっかりしなければ後戻り作業が発生する
NGワードが商品仕様や商品説明文より制限されています。
例えば、商品仕様には「製品保証」について記載しても問題ございませんが、商品紹介コンテンツには「製品保証」と謳って記載することはできません。
このようなことを知らなければ、作成しても作り直しが多く発生し、販売機会を失いかねません。
特に、あらかじめ画像を作成する場合が多いと思いますが、画像内にも「安心」「製品保証」といった文言を入れることはできないので、画像自体も作り直しが発生してしまいます。
設計段階で、どのような構成・文言を使うかを決めて、ガイドラインと照らし合わせながら進めていくことをおすすめします。
▼Amazon物販出品で販売機会損失を防ぐ方法の記事はコチラから
設計の時間がかかる
商品紹介コンテンツを作成する際、どのような内容を入れるかの検討時間がかかってきます。
画像にしても商品ページの画像と同じものを使うのはあまり推奨しません。
(もちろんアピールしたい内容があるなら同じでも良いですが)
商品仕様で説明できていない部分や利用シーンなど、より具体的に記載することをおすすめするため、構成は設計段階でしっかりと検討しておきましょう。
特にライバルはどのような内容を載せているのかを調査し、どの部分で差別化するのかも検討していきましょう。
Amazon商品紹介コンテンツ(A+)でおすすめのモジュール構成
商品紹介コンテンツのモジュールは全部で17種類用意されています。
その中で、どのモジュールを使ってどのような構成にするか悩むことが多いと思いますので、おすすめの構成をご紹介します。
あくまで一例ではありますが、上記のような構成で作ると分かりやすい形となります。
できるだけ、上部にあたるモジュールは、「テキスト付き標準画像ヘッダー」など960×600pxといった画像が大きいモジュールを活用されるのがおすすめです。
ユーザーが最初に目に付き、インパクトを与えることが重要となるためです。
そのため、画像内に文章をだらだら記載するのではなく、重要なキーワードのみを記載することで画像だけで何が言いたいのかわかるようにすることも大切です。
Amazon商品紹介コンテンツ(A+)作成における注意点
商品紹介コンテンツを作成するにあたって、制約を守るだけでなく、よくある注意点についてご紹介します。
- 権威性を示すための認証情報には注記が必要
- バリエーション商品全てのASINの適用が必要
- モジュールは7つまでしか使えない
- モジュール内容に正解はない
権威性を示すための認証情報には注記が必要
販売する商品に関して、ライバルと差をつけたい場合などで認証情報を載せたい場合があると思います。
その場合、認定証などの画像や文章だけであると承認されません。
表示(推奨、認定済み、試験済み、承認済み、実証済み、検証済みなど)および受賞歴については、それを実証するために、認証機関または授与機関、研究、出版物、その他の証拠、および認証年を注記する必要があります。受賞歴は過去2年以内に限ります。
出典:拒否理由
例えば、認定証を載せるのであれば、それを実証するための証明書を載せる必要があります。
また、2023年に申請するのであれば、2021年に発行されたものである必要があります。
バリエーション商品全てのASINの適用が必要
よくある勘違いがバリエーション商品を扱う場合の登録方法です。
商品紹介コンテンツが完成した後、ASINを適用させるのですが、親ASINのみを適用させれば子ASINも適用されると思っている人がいますが、場合によります。
親ASINと子ASINが分離されている場合もありますので、確実なのは子ASIN一つずつ全て適用させることです。
「商品紹介コンテンツが表示されない」と思っている人は適用ASINを確認してみましょう。
モジュールは7つまでしか使えない
17種類のモジュールがありますが、使えるのはその中から7つまでとなります。
「商品の魅力をたくさん伝えたい!」と思っても限度がありますので、本当に伝えたいもののみに絞るようにしましょう。
あるいは「標準的な3つの画像とテキスト」といった画像は300×300pxとなりますが、複数の情報を一つのモジュールで載せられるものを選択することです。
モジュール内容に正解はない
コンサルタントによっては、「商品紹介コンテンツの作りが良くない!」という方がいます。
しかし、その根拠はないと思っています。
商品によっては、何をアピールしたら良いのか、機能をたくさん紹介したほうが良いのか、デザインを紹介した方が良いのかなど異なってきます。
それは選択するモジュールも同じことが言えます。
つまり、一度作成した商品紹介コンテンツを放置しておくのではなく、ライバル商品を調査して試行錯誤を繰り返すことが大切です。
コンバージョン率などを指標として、どの程度の反応があるのか常にチェックしておきましょう。
Amazon商品紹介コンテンツ(A+)の作り方の流れ
商品紹介コンテンツを作ったことがない方向けに、作成手順をご紹介します。
「在庫」メニューから「商品紹介コンテンツ管理」をクリックします。
商品紹介コンテンツ管理画面に遷移されれば、画面右上にある「商品紹介(Aプラス)コンテンツの作成を開始する」ボタンをクリックします。
次に「ベーシック」か「ブランドストーリー」を選択する画面が表示されますので、「ベーシック」を選択します。
その後、最初に「コンテンツ名」を任意に記入して、「モジュールを追加」して作成を進めていきます。
Amazon商品紹介コンテンツ(A+)の作り方とベストなモジュール構成まとめ
今回はSEOの観点でとても重要な商品紹介コンテンツの作り方とモジュール構成や注意点について紹介してきました。
売上を上げたいと考えている方は、構成や内容の設計をしっかり行なって作成を進めていきましょう。
- 商品紹介コンテンツのメリットやデメリットを理解した上で作成する
- モジュール構成や内容を吟味する
- 実際に商品紹介コンテンツを作成してみる
最後に、商品紹介コンテンツ作成に不安を抱えている方向けに、私が超安価・格安でコンサルティングを実施します。
進め方や内容に迷っている方がいれば、以下からお気軽にご連絡ください。
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